10月21日(月)

NO,084(ネットで買わない時も 気をつけて)

 

 
 
ネットでゴルフクラブを購入する場合、値段と納期以外に 商品個々の個体差、品質、規格が大切で 商品が到着してからでないと確認出来ず 消費者が納得のうえ荷受の良否、購入の判断が出来ない危険性が有るものだとお解かり頂けたかと思います。 
 ところが一般の店頭でお求めになる場合でも ウッド、アイアンは当然ながら パターに及んでも個体差といえば聞こえは良いものの 
1本だけでは判りにくいのですが 2本以上有る場合 手に持って それぞれをじっくりご覧頂くと 「何か違う? どこかが違う? 明らかに違う?」 見た目や部分 座りや向き 硬さや重さ 太さや感触・・・・ これらは如何に素人の方であっても感じる場合が往々にある事を 誰も否めることではありません。 我々玄人ならば当然良く判っていてそう感じている事が もし そういった消費者の訴え、申し出を否定する根拠は無い当たり前で承知の事でもあります。
 
ところが以前 「左に飛んで この番手だけ 何かおかしい!」 と持ち込まれたあるアイアンセットの その番手ヘッドがどうしてもアップライト過ぎた為と当方が判断し メーカーに直に電話をして
  「カタログスペックよりも一本だけ 随分アップライトライで球が左に飛ぶのは ライアングルがおかしいと思う」 とあえて素人の口調で問い合わせた時
 「ライアングルを工場で間違いなく合わせているからそんな筈は無くおかしくは無い!」 と言い切られました。 ところがそのヘッドは ベリリュウムにカッパーを添加してある為にアングルが殆ど動かせず 出来上がったままの状態でセッティングされているタイプで そのモデル名、内容を告げず言ったのに 軟鉄ヘッドと勝手に判断したのか 
 「測定でもしたのか? アングルを無茶に動かしでもしたのか?」と反対に聞かれる始末でした。 何か当方でいけない事をした為におかしくなってから無茶なクレームをねじ込んでいると言われているようでした。 元々セット間でライアングルのピッチもアバウトにしか合っていない上に その番手は確かに突出してアップライトなのです。しかも現実に使っているプレーヤーがはっきり“左に飛ぶ” と明言している事であって それ以上アップライトなことを拒む理由はありません。 なぜか自分達の正当性は言っても 直に消費者の声を生かして聞き入れようとはしません。
 また店頭でもよく小耳にはさむ話しが レギュラーのフレックスであれば
A社と B社があっても硬さ自体に変わりは無く どちらのメーカーでも一緒の硬さ、フレックスと言わんばかりの判断や 説明の中では硬い目のレギュラーで仕上がっているとか 軟らか目スティッフだとか素人にも殆ど内容が本来では素人でも通じない事ばかりです。 大手ナショナルブランドメーカーやショップの店員を頼りに一般消費者がクラブの購入に訪れた時 奇麗事ばかりで茶を濁すより よほど正直に個体差を説明し 不整備な部分や規格の違いを認め チューンナップの必要性を案内すれば 球が上手くすぐには飛ばせなくても 無駄なクラブの買い替えに歯止めがかかり かえってゴルフが健全な生涯スポーツとして社会に認知されゴルフ業界も正しく繁栄すると思うのですが・・・クラブ一本が数万から十数万円 セットクラブは十数万、数十万円の決して安価ではなく 購入して頂く消費者側の方々が
 「なに?ゴルフ業界ってそんないい加減なことが通用してるの?」 と思い感ずかれることの危惧を感じます。