3月2日(土)

NO,051(カリキュレーターってナンなの?質問&掲示板No,89)

 

“カリキュレーター”というタイトルで「質問&掲示板」にメール(3/1、No89)をいただきました。
『はじめまして。 最近ここのHPの存在を知り「日報&独り言」非常に興味深く読ませて頂きました。この中にNo,26に「カリキュレーター」なる言葉が出てきたのですが、これはどういった物なのですか?お時間があるときで結構ですので教えていただけたら幸いです。』 という 問い合わせです。
 正確には“プレシジョンFM ゴルフシャフトフリクエンシーカリキュレーター”というプラスチック製で薄い円盤状の計算尺で「誰でもプレシジョンシャフトが最高の状態にセッティングできる装着マニュアル板」と考えるのが妥当な物でしょう。それだけでは非常に難しいプロ用の器材ととられるかもしれませんが実は…


 
 プレシジョンシャフトが輸入されだしたニ十数年前、ジョセフ・ブレイリー博士がシャフトを創り発明した振動数理論をシャフトの品質管理に提唱し 今まで「硬さ」というスペックに始めて動的な数値のとらえ方を導入した時期がありました。 この時シャフトの装着にあたっては
@ 仕上がりのバランス スウィングウエイトの基本は
    D3.0
A 仕上がるクラブの長さ(クラブレングスの基本はウ
    ッド#1が43インチ アイアンは#2が39インチ)
B ホーゼルの長さ(ホーゼルレングスの基本は2.5インチ)
C シャフトが挿入される長さ(ティップインサーショ
    ンの基本は1.25インチ)
D その時装着されるグリップの重さは52.0グラム±2.0グ
    ラムを予定
E その時装着されるグリップの長さは10インチ5/8を予定
    対して 一枚の計算尺様のカリキュレーターを使って
   FMレベル(フリクエンシーマッチレベル)を決める
   すなわち仕上がりの予定をたてて 使うヘッド、仕上
    がりクラブの状態に@〜Cをそれぞれ基本よりプラス
  マイナスを換算して数値をはめ込み 本来使うべきヘ
  ッドの重さと 仕上がりクラブの長さ、その時のスウ
  ィングウエイトが前もって読み取る事の出来る丸い計
  算尺様の物が存在していました。 
 
 
 
 このカリキュレーターを上手く扱い 指定どうりのヘッド(特に重量が大切!)にプレシジョンシャフトをマニュアルに沿って組み立て、装着すると(プラス当店ではスパインアライメントまで踏み込んで考えてますが…)撓り感、打感、コントロール性、球の伸び、スピン量まで様々にシャフトがベストな状態で仕上がる予定です。ところがなんでもかんでも糊でシャフトをくっ付けて バランスはネックの中に辻褄があうまで放り込むだけのいい加減な組み立ては 本来の持ち味を逸して評価は下がって当たり前の実はとんでもない内容で残念な事なのです。 実はそういう残念な事が無いようにブランズウイック社がアッセンブルする人の為に作ったものです。
 少し話しは違いますが もともとアメリカでは何をするにもDIYが盛んで また盛んになるファクターが国土の広大さからして有った訳で ゴルフをする人がシャフト交換やヘッドの取り替え、グリップを換えようにも車で2〜3時間以上も走らなければゴルフショップが無い状態の土地柄が多いのです。通販で一般の消費者がグリップやシャフトやヘッドであっても発注し 家のガレージ(車が2〜3台入っていても壁際に作業台がならんでいる大きさ)の作業台で 屋根のペンキを塗ったり塀を直す道具の横で ゴルフのクラブも自分で組む、直す、チューンする事が当たり前の事と それは都会に住んでいる人でも考えている国民性なのです。そうすると“カリキュレーター”は一般の方でも駆使すれば充分にプレシジョンシャフトの装着方法が理解、読み取れ その品質の高さが判ってもらえる為に作られた販促物だと考える事が出来るのではないかと考えます。