2月13日(木)

NO,100(試打評価とクラブのコンビネーション )

 


 
試打をされる時季によってその答えがマチマチ過ぎないかと懸念される方がいらっしゃいます。
 シャフト選びに欠かせない試打は一度にドライバーや#5アイアンだけを少なくても 7〜10本貸し出して 「練習場で当方がお願いする方法で打ち 
“これかな?”と感じるクラブが有り もし機会があれば芝の上で打ってきて下さい」 とお渡しするパターンで懸念される事です。
それは「ここ最近は寒くて 試打をしっかりしようにも普段この時季に球は殆ど打たないし・・・今良くてもシーズンになってみないと分らないんじゃないですか?」 
「練習場の球と本球は弾きや飛びが違うでしょ それで判断できるの?」
「コース(練習場)で使っても実際の振りは練習場(コース)と違うでしょ・・・」 
「僕のスウィングがオカシイからたくさん借りて打っても分からないヨ・・・」 と言われます 
確かに正論で当方がすべてオミットできる意見ではありません。 ただ間違いがない事は “今までが合っていないクラブだから上手くボールに当たらず、スウィングもオカシクなるし、上達が遅くなって、単に遠回りしている” という事です。 
また敬遠される理由が 過去に「コリゴリした経験は練習場の入り口で試打クラブを1本借りて良く飛んだから購入したけれど・・・」こういう方ほど心配が昂じそうおっしゃるのではないでしょうか? “今より良いから購入”では何時も試打して良ければ買い続けなくてはいけません 借りた1本が真っ直ぐ良く飛ぶまで一心不乱に打ち続けるような事では 本人のスウィングから逸脱して「本来の試打」とは言えません。 「本来のシャフトを試打するシステム」が成されず 茶を濁す方法で 「こんなモノ」 だと選んでみたり 条件ばかりを厳しく付けて何時まで経っても思案が先になって試打もしないようでは前へ進むことが出来ません。
 当店は試打クラブをたくさんお貸ししても真っ直ぐ飛ぶクラブ、曲がらず飛ぶクラブがどれなのかを選別し決定してきてくださいとは決して御願いしませんし たくさんの球数を試打に費やす事無く ありのままの情報提供を頂ければ どのような時季や体調で試打されてもそのままの結果、感想を当店指定の“試打評価リスト”に御記入いただき 店主がつぶさに拝見すると(チョッとした見方、分析にノウハウがあると思いますが・・・) ここ最近では 寒い時期に今までお使いだったクラブの普段の球筋や距離と比べてどうだったか? またお使いのクラブが案外内容の偏った物をお使いであったとすれば(そんな方が当店に来場される殆どですが・・)少なくても今回の試打の評価傾向から 普通考えられる今後のシャフト選びの対策が立てられると考えます。 反対にそれは暑い時期でも同様で試打を御願いしたおり その時季、体調を見越し、時間が過ぎて寒くなり、暑くなり、年間最も多く行かれる春先や秋口のトップシーズンにはベストなシャフトを選定する為の最低条件で 年間を通じて必ず行っていただくシャフト選びには欠かせない作業と考えております。 返却に来場され「如何でした?」 と聞くと 「ハッキリとは分からないけれど・・・結構違いはありました」 これが大切なポイントで分かれ道です。プレーヤーが打って違いがある事は 当方の感覚では既に選別されているという事なのです ところがそこで問題点は 用意する試打のクラブに付いているシャフトバリエーションは ウッドがご要望であれば今お持ちのアイアンにおおよそマッチさせるか アイアンが必要ならウッドにマッチさせるかのどちらかになり貸し出します。例えばウッドの事で悩んでらっしゃる方が どの様なシャフト(クラブ)があっているのかをお尋ねになられた時 「アイアンの調子は如何ですか」と問います すると 「まあまあです。 悪くはない。 こんなもんでしょう。」と満更ではない様子 しかしアイアンのシャフト(クラブ)が本来ベストかベターな状態か? シャフトが間違いなくチョイスされているのかは店主と致しましては疑問でもあります。 それが既にプレーヤー本人もクエスチョン?の場合 当店では先ずアイアンのシャフト選びからされるべきだと考えており アイアンが不安定で来場された方に 「ウッドは如何ですか?」 と問い 「まあまあです。 悪くはない。 こんなもんでしょう。」と満更ではない場合 先でベストなアイアンがチョイス出来れば それまで気に入っていたウッドクラブがオカシクなる それは過去に数多く有った例で 片方にツロク(マッチング)しない為本来のチョイスが双方求められる事になり行く場合は多くあるのです。 ウッドクラブとアイアンクラブのつながりというと 色々なファクターがあると考えられますが当店では 先ずクラブの重量(シャフトの重量)、シャフトの硬さが最大重要ポイントと思います それはセットアップして最初に感じるクラブの重さがスウィングをする為身体が感じ動こうとする筋肉を 素晴らしい性能を持つコンピューター、 即ち「人の頭脳が自動制御している」と考えるからです。 仮に小さな金槌を持って短い釘を打つ時 大上段に構え腰を入れて大きなテークバックから満身の力で振り下ろす事はないでしょう 手首、指先の小さく弱い その代わり繊細でコントロールの付きやすい筋肉部位で作業をする筈です。 インプットされたゴルフボールの重さを視覚の対象に “飛ばすぞ! 狙うぞ!”とテークバックに入ってクラブの重さを感じ トップオブスウィングで撓り、硬さを無意識に捉え、ダウンスウィングでインパクトのタイミングを掴み、当たる瞬間グリップに力を込めて、フォローへと一連のアークを描く時 勝手に使う部位と筋力をコントロールする  既にアイアン⇔ウッドの重さがツロクしないとテークバックの瞬間いつも使う筋肉部位が違いリズム、タイミングが合わずインパクトに力量を発揮できず 上手くコンビネーション出来ないと思います。 あくまでスウィングの基本がアイアンであるのなら、 当然アイアンと考えて球が飛びすぎても(飛距離がでても)全く意味のない事からしても 如何に安定した球筋、前後左右の散らばりが少ないかを求める “アイアンに要するシャフト” それは重さ、硬さである事が最大重要なファクターであり 味付けとしてベンドポイント、センターフレックス、トルク、ウエイトポイントが相応で しかも二次的なスウィングバランス、長さ、ロフト、ライ、ソールアングル、フェースプログレッション・・・が感性や視覚 結果の良し悪しで決定されても 球を打つプレーヤーが満足すれば それは良しと判断すればいいことであると思います。