2月19日(水)

NO,101(ギャレーヂ店主の接客、応対、考え方 前編)

 


 
当店には様々なカテゴリーでゴルフプレイをされるお客様が来場されます。
ゴルフを今から始める全くの初心の方や 数年以上プレイの経験が有り将来はもっと本格的にアスリート派を目指す方、エンジョイ派で過ごす方、学連で競技を本格的にされていたり 社会人として競技指向でハンディキャップをあげようとされる方、研修生としてプロフェッショナルゴルファーを目指していたり、既にツアーに出て賞金ランクの上位を狙うプレーヤー・・・男性、女性のどなたに限らずとにかく共通点は安心して打てるクラブのリペアー、チューンナップ、メインテナンス、オーダーを当店に求め来場いただきます。 
そう言った来場される方々の殆んどは以前からの当店顧客の方よりご紹介をいただいたり致しておりまして 紹介者にお蔭様でと感謝する気持ちが反対に「顔をつぶしてはいけない、尚更しっかり良い仕事をさせて頂こう」と気持ちにプレッシャーを感じたり 最近では偶然このホームページに行き当たりその隅から隅まで熟読頂き “なるほど!”とお気に入り頂いたうえで来場をされ 事前のレクチュアでお互い納得済の商談が成立したりで やはり“日報ノート”に書き込む店主の信条、意見が実践に生かされるか 口先だけかが問われプレッシャーを感じる場面でもあります。
 ただどなたが来場されましても相手がお上手だから、そうではないからと店主は区別を致しませんし胡麻を擂る様なセールストークは誰にも一切申しません。ズバリ本音で「どうなるこうなる」と言って頂ければ 昔の職人さんみたいに 永年の経験と勘で「黙ってうなずき 黙って手渡す」ような時代ではありませんから 数値管理の上に成り立った自信と責任の在る技術と作業を施させていただけます。ところが上手なプレーヤーほど感性で訴えて御自分のプレイに理解を求められ 作業を反対に若干難しくする傾向にもなると思います。ちなみにプロの資格を持つゴルファーは打つことが専門であってもクラブの構造や性能、機能やルール上の制約事は預かる店側が専門的な見地にたってクラフトマン技術を駆使する訳ですから一般のプレーヤー以上に予備知識は有っても反面謙虚に訴えて来られ作業を敏速化できる傾向でも有るのではないでしょうか?
 読者の中で個人的な付き合いや知り合い以外のプロで 顔写真を見るだけて誰だと言い当てられるプロゴルファーが何人いるでしょう? また名前を聞いて顔を思い出すことの出来るプロゴルファーは何人いるでしょう?年間の試合にシードされる彼らは契約金とクラブがメーカー側から用意されているのです。    
 
プロゴルフトーナメントのツアーサポートワークカーで作業するクラフトマンは凄い技術の持ち主であると思われがちですが ツアーの彼らが手にするクラブはオフの時季に工場サイドのプロ担当と詰めに詰め“別ライン”で研磨されたアイアンヘッドや市販されていないプロトタイプのウッドヘッドを用いシーズン前に契約金と共にクラブが支給され またツアーバンのストック棚の中には各メーカーから供給される元々が顔形状、アングル、重量などが揃ったヘッド・・・プロスペックのシャフトや要望に適った材料をふんだんに用意して期間中や試合間際の短時間に感性で訴えられる要望を素直に聞きとれ作業して仕上げる技の持ち主であって 確かにそれはそれでクラフトマンとしては一流の方であると思います。 がしかし一般チューンナップ工房のクラフトマンで一流と成り得るのは 実は打つ技術もプロ程にはお上手でない方が来ていただき 誰が何を要望されても満足していただける“ゴルフのよろず相談承り係”の総責任者でもあるのです。しかも材料のスペアーは無く作業、仕事の代償に代金と相応の時間を頂き生業としているプロなのです その責任の大きさを常日頃から充分理解し頂戴する時間と費用に見合うだけの納得頂ける結果をプレイに ショットにスコアに出せなくてはいけません。