4月8日(火)

NO,107(最近のクラブ事情に何んで?と思う事

 


 
最近は景気や経済の動向からゴルフ場が経営破綻して民事再生法下で営業を再開している場合が多くなってきているようです。
以前は高額な会員権を持たないとプレー出来なかったゴルフ場や、エントリーが難しかったゴルフ場が気軽に しかもリーズナブルな値段でゴルフプレーを楽しめ それまで不自由な思いでゴルフを諦めていた一般のプレーヤーは諸条件が良くなって随分喜ばしい事が多いようです
当店にはそれらの余波が「何んで? と思う事柄・・・」で徐々に表れてきだしています
 以前に作ったサンドウエッジが最近の数ラウンドでは「あまり寄らなくなった」「飛んでしまって球が止まらない」などと当時は喜んでいただけていた筈のオーダークラブが ここ最近は余り気に入って頂けなくなって当店へメンテナンス、リチューンの要望で来店されることが多いのはそういう内容が為の様です。
状況を詳しく聞くとその殆どはバンカーショットでホームランをしたり 球が落ちてから止まり難くなっていたり 極端な例では飛びすぎた為にグリーン奥のブッシュから再度アプローチが必要であったりと以前では考えられなかったミスが多発する事に 当方も最近になってその実態や様子が分かりだした事は“ウエッジのバンス角が多い為”に砂の少ないバンカーショット、ベアグランドに近いグリーン周りからのアプローチショットに ことごとく失敗が多くそれらは地面にソールが跳ね返り「フェースの歯」で球を打ち前記の失敗に結びつくようです
バンス角は当然エクスプロージョンショットの為に無くてはならない角度でヘッドデザインの中でもロフトアングルと相関して大切なアングルの部分ですが 本来はある程度ボールの下に砂の量があっての事です  最近は民事再生を申請後に新しい親会社が人件費やコースメンテナンスに余り経費を掛けずバンカーの砂が山砂はおろか海砂も大して補充せずカチカチに固まったバンカーの底にようやくうっすらと砂らしき物が載っている状態でバンス角が本来元々のアングルですとエクスプロージョンが出来ずバンカーの硬い底に当たり跳ね返されトップ気味になります 近々に行ったゴルフ場の名前を聞くと大抵がそう云った経費が掛けられていないゴルフ場が多いようですし そうでなくても殆どのゴルフ場はコースメンテナンスに経費を注ぎ込める状況ではない時代です
ところがチューンナップで“バンスを少なくする事はロフトを起こす事”になり それでは距離が以前よりでてしまう事にもなるのです 必然的にソールの然るべき部分を研磨、研削してバンスを総て少なくしないでフェースを開いてソールのアゴの部分(ヒール側)が当たらない様に加工するのですが 事前にロフトアングルとソールアングルを数値で管理できるようにしておかないと今後予測されるさまざまの状況で「もう少し・・・いやチョッと戻して・・・」がまったく判らなくなってしまいます。 ウエッジ系は当然ですが ショットする全番手のロフトアングルも然る事ながらソールアングルにも注目すべき部分があるのです。

当店で使用するゴルフギャレーヂ製アングル測定器はロフトアングルは当然ですがソールアングルも正確に測定できます 今まで他社製の機材ではロフトアングルは曲がりなりに測定出来ているようでも出来ていない事実と ソールアングルに於いてはまったく測定出来ない状態です まして相関関係にある2つのアングルを把握しておく大切さは 最近のゴルフ場のバンカー事情には無くてはならない事と思います