7月8日(火)

NO,119 (最近あった仕事内容のこと グリップ編

 


 
『100メートル走の競技でピッタリ足にフィットした靴を履いて陸上の選手は号砲と共にスタートします』
 当店でグリップ交換の注文をいただく時に銘柄や種類を具体的に紹介していると(ショット用、パター用で約100種類のサンプル・在庫があります)一般の消費者にとって
“グリップの太さ”は御自身の手の大きさに合わせる事が当然とはあまりお考えではない方が多いようです
来場になった方にグリップ交換の手順は先ず 
軟らかいゴム質のタイプか、硬いめをお好みか と同時に
手の引っ掛かりがコード(糸)の入っている、いないの選別をして 
と同時にシボ(凹凸)が強く表面へ出ている、いないでしっかり持っても指先表皮の痛くないタイプを選び テーパー(しぼみ具合)がきつい、ゆるいで左右の手のフィット感を説明した結果「コレッ!」と決まれば

本人の手を店主が拝見して(ジャンケンの両手で“パー”をして頂き)
それから早速交換に入ります。
その時点で消費者は“仕上がる太さ”にまったく注文や疑問の念を持っていらっしゃらない方が大半です 反対に店主が手の大きさを拝見した時、
「ナンで手の大きさを見るの?」と言わんばかりの顔をされる方も殆どで

「プレーヤーの手の大きさに合わせて指定されたグリップを装着する為」に拝見する当たり前の作業なのです
 文頭の例では まさかスタートラインの2〜3メートル手前の位置から号砲に随分遅れてからスタートはしないでしょう まして例えばサイズが26cmある足の競技者はピッタリの、中には足型や木型まで採寸して別注したシューズで競技に出る人もいるでしょう まさか陸上競技の短距離用スパイクは用意しても 履く事が出来ない小さすぎるシューズや サイズ的にフィットしない大きめや 厚い靴下でアジャストしないと脱げる靴は満足に練習の成果や本来の脚力は発揮できません
違う例えではMサイズのシャツを着ていて本来の方はSサイズでは入りません ところがLやLLのシャツは着る事が出来るように“サイズの大き目はまだ着る事が可能”です しかし「ナニか変?」であり ゴルフのクラブのグリップサイズは“サイズの小さめはまだ持つ事が可能”だけでスウィングした時 手の中で余って持ちづらく、どうしても知らず知らずに指先だけの小さな繊細な筋肉部位でシャフトをホールドする為 グリップ本体が指先で部分的に削れたり スウィングにも悪影響を及ぼしたりして 御自身が気付かなくても 実はまったく良い点がないのです
ゴルフのクラブを購入する時 店頭に並んでいるクラブには最初からグリップが装着されています またはグリップ交換する時、指定したグリップは確かに装着されてはいるのですが交換作業を注文時、店員は他に何も聞かずに費用の請求と、要する時間を告げ(結構時間を長く引っ張って勿体ぶり、値段の吊り上げをやっている懸念あり!)行った時には「細めで持ちやすい?グリップ」が装着されてしまっている 過去にこんな経験がみなさんにはありませんでしたか? 
メーカー品もそのクラブが誰に、どのような手の大きさの方に購入されるか行方が知れません すると「グリップは細めに持ち易く握り易くしておく事?」で購入される機会は増え販促になります。反対に手のサイズの平均を採り それでやや太く感じる方がお出でになるならば購入される機会は若干でも減るでしょう そんな勝手な理由が細くなっている現状です。
当初から誰が購入されても 販売されるその時、リアルタイムにそのプレーヤーの手のサイズに合わせてグリップを装着するくらいのサービス メンテナンスが有っても良いのではないでしょうか? ところが決してクラブセットや単品の高額ウッドにせよ 世間一般では“安くない買い物”の割に「並べてあるクラブはどれでも規格、品質に違いはありません!」と断り書きも無くここ最近の「日報ノート」からしても“当たり外れ”や より有る中からの選別で またチョッとしたメンテナンスだけで消費者に喜んでいただける工夫もある事を グリップ交換時に思い考えておりました
「最近あった仕事内容のこと グリップ編」を兼ね 具体的に数値管理に現われないグリップ編を記しました
“数値管理の是非と盲点 シャフト編”はこの先延々と続く予定の「日報ノート」のなかで順不同ですがグリップ編の初回です