10月4日(土)

NO,131 (珍しく店主が営業に出かけてみると・・・

 


 先日珍しく休日に 大阪のビジネス街へ「営業活動」に行ってきました。
当店で扱うホットメルトの充填器
1台だけ手に持って とある地下鉄の駅を降りるとその辺りは徒歩圏内(隣りの地下鉄駅までくらい?)に何店舗ものゴルフショップが存在します。本来、目的の訪ねるショップ先まで 久し振りにゆっくりと「街の一般ゴルファー」になりきって後学を兼ねいろいろな店を覗いてみました あらゆる新品を綺麗な店で扱う物販ショップ、自社ブランドのみを扱う高級感漂う直営オンリーショップ、安く売る事では有名な“テンコ盛り、ナンと、ズバリ!”のチェーン店、中古クラブショップも相当数以上に在って普段は出歩かない私なんぞは“オノボリさん状態”になってしまって 近接する中古ショップの店々を「商標、屋号」が違うとも分からず同じチェーンの店同士と勘違いして「独立してフランチャイズするのも場所柄とは言え近所の競合が大変だ!」と感じていた程でした。“ゴルフ●○◎”や“ゴルフ▲△▼”では混同してしまって 何んらそれぞれの店に特徴やらがありません。 置いてあるクラブが一緒なら店構えや並べ方まで同じに見えて訳が分からなくなってきます。それだけ多くのあらゆる業態のゴルフショップが存在する理由には 周辺に昼間ビジネスマンが溢れ、夕方近くともなると どの店も活気に満ちた威勢の良い声が玄関先に聞えてきて
「購買者層の人数が多く“客の取り合い”で成しえる薄利多売の商売合戦に有利な商圏地区」
である事だと思います なにか特徴、特色の有る店が在るとは感じられず どちらの店でも同じ品揃えと価格の安さ 綺麗さと広さ 接客内容とサービス精神 これらの訴求だけでお客は満足して購入するのでしょうか? 何かを売る、例えば家電製品を大阪では日本橋、東京では秋葉原で競合店同士がしのぎを削り地域の一番店を目指していますが 東京上野の御徒町(おかちまち)ほどではないにしても“ゴルフ屋タウン”が大阪ではこの界隈をさすのでしょうが 特色ある何か際立った店の造り以外に本来、ゴルフクラブの販売には欠かすことの出来ない「売った後の事や途中の大事な要素⇔メンテナンス・チューンナップ」が存在する事に半ば目を背ける売り方が当然の“ゴルフ屋タウン大阪バージョン”では情けない事だと感じました。
知らぬフリをするまでもなく肩が擦れ合う店内で接客する店員さんの話しが聞えてきます
「今、売れてますよ 一番お安いですよ 綺麗な極上品です 売れ筋の稀少品で・・」 
他にもいろいろ耳にはしましたが 決して私からして(一応その道のプロだけに)納得のいく接客、会話内容では無い気配でもお客は満足していたようです 反対に申せば お客側は店を信頼し 間違いなく薦められた銘柄は自分にピッタリあっていて、球が違う方向に飛ぶのは決してクラブじゃなく腕のせいと店側、メーカー、作り手側の勝手な商売に妥協を強いられている訳です。買ったクラブで満足に球が飛ばないのは腕の良し悪し以外にゴルフクラブの品質や出来映えも その理由にある事を どれほどの方がお分かりでしょうか? 消費者と信頼の絆がこの業界では 何時まで通じるのでしょうか「日報ノート&独り言」をご覧の方々は お願いですから決してゴルフ業界を見捨てないで下さい。 
訪ねた目的のショップ(物販だけではなく工房を完備した店)では物品販売の後、当然クラブのメンテナンスやチューニング、修理や別注も手掛けるのですからホットメルトでグルーをヘッド内へ充填したり 当店の販売する機材各種を駆使されて 顧客サービスに努められて 何れは是非導入頂きたいものです しかし営業先でホットメルト充填器のお話しをした事は普段どうりの 電話やメールの問い合せに返答する内容を復唱しているのに過ぎずそれ程変わった珍しい事でもありませんでした 私自身どちらの店へも受け答えはギャレーヂの店内で相手様の顔も存じ上げず勝手にしているような事柄や内容は変わりがありません。どちら様も何れ先になってからでも購入いただければと今後機会を待つかたちで その日は帰ってきました。
「物を売ればおしまい。売る事ですべてを済ませる商売」が たまに他所様のWEBを拝見したり、当店へ機材関係の電話問い合せなどでヒシヒシと感じる場合があります 信頼できる機材は一生物で それらの存在価値、また機材の有り無しでは将来顧客へのサービスが永続的に成されるか否か 目先の儲けより余程価値のあるメンテナンスサービスがお客との信頼の絆ではないかと考えます。