11月4(火)

NO,136 (最近多い問い合わせの内容 その6

 


 質問箱やメールには様々な問い合わせがありますが かねがね訴え続けております点に 当ホームページでは価格訴求での集客は目的に致しておりません事と同様に 「送ってもらえば早い作業で直ぐ出来る」のキャッチコピーも当店の売りでは有りません。  ところが最近は お蔭様で 日報ノートを隅々まで熟読いただき居ても足ってもおられずに当店に駆けつけて来られる方が数多く さすがにゴルフのトップシーズンとせわしなく忙しく思う反面、日本国内でも随分遠方から 「クラブの診断やチューニングの為に行くことは出来ないが クラブを送るのでそれから何らかの作業を依頼したい」 との打診を多くいただきます。 決してすべてをお断りの対象で申し上げるのでは有りませんが アイアンもウッドでもシャフト交換の要望、必要があれば メーカーの希望小売価格からの値引率を聞き出そうとされるらしく盛んに「幾らですか」とメールのやり取りや電話での交渉が行われて 結局当店の本意がなかなかご理解頂けないまま お話しが打ちきられます。 またアングル調整の単価や グリップ1本の値段、装着代まで詳しく答えていると 重複する仕事のレス価格分や 実際にクラブを見てもいないで先に見積もるような事が要求され 具体的な作業は後で係わる様々な仕事と重複する事となり せっかく問い合わせていただけても 本来ご近所のチューニングショップで依頼されるのがアクセスも簡単に ご自分の目で確かめて 後々重複する事無く最も便利で手軽な方法の筈ですが それでも当店に問い合わせをいただく “有り難いお話し”と 反面当店では「クラブチューンの不思議さと奥の深さ」を目の当たりにご覧頂けないで 先にご案内する設定価格の納得度が随分違うと実は歯がゆい部分を感じております
先日もある方が シャフトの交換料金を問い合わせて来られました

客   「A社のBモデル フレックスはCで D社のドライバー
     を持ち込んでリシャフトは幾らですか?」

店主
 「カタログの希望小売価格です」

客 
   「値引きは?」

店主 
「値引きはありませんが 現時点で付いているシャフト
     は抜いてお返ししますが グリップは再利用されるか
     新品装着か?今の時点で詳しく球筋を聴いて現状の
     把握と今後のスパインの事もあって… バランスは軽
     く(重く)仕上がりますので鉛を貼るかグルーで調整・
     ・・・??」

店主の頭には シャフトの価格割引の検討より “係わって付随する少々プラスの作業料金” は当方の独断で安くなったりする事もあるし 請求代金すべてブッ込みでシャフト交換代金(希望小売価格)くらい掛かるんで “結局ギャレーヂが安い筈” と考えている場合も相当あります。 
ところが

客   「実はWEBのオークションで安く買ってシャフトは持っ
    ているんですが それを持ち込むのは良いんですか?」

店主 「どうぞ。それでも作業をさせて頂きますが シャフト装
    着代、グリップ装着代(持ち込み品)、バランス調整代
    はそれぞれプラス料金になりますが… それと使用後
    の球筋についてスパインコントロール等はその都度料
    金も頂きますが…」

客    「考えてもう一度連絡します」

とおっしゃって連絡は途絶えました。 シャフトだけの販売価格が最も安いショップを探して購入されても 別に装着代やグリップの事、 バランスはネックに真鍮製のリードを放り込んで プレーヤが球の行方をどうこう言っても “後の事は知りません” で済ませる「シャフト屋さん?」では 売る事だけが商売の本質で“チューンナップの窓口”を望まれても 単に商売人相手に価格の駆け引きで終わってしまう物ではないでしょうか?
また違う時、ある方との会話で

   「アングル調整(ロフトとライを動かす仕事)をお願いす
     ると幾らですか?」

店主 「1本で一箇所¥1000です」

客 
   「ライだけでは?」

店主 「¥1000ですが・・・」

    「ロフト、ライでは¥2000ですか?」

店主 
「そうなりますが ロフト角を変えずにライ角だけ変更す
     るには先ずロフト角を測定して ライの変更だけの作
     業を進めるのが手順です またアングルはすべて数
     値管理しておかないと・・当然チャート表にすべてのス
     ペックを測定して後々の管理が出来るようにして・・・
     ソールアングルを検討したり トルクやセンターフレッ
     クスの強さによって一概にライ角を動かすのがベスト
     チョイスか否かを吟味してから・・・」

客   「なぜ、すべて測ってからですか?以前もっと安くアング
    ル調整してもらった店はセットで¥5000だったし 別
    注で作ったクラブだからライ角度だけで充分良くなりま
    すよ!って言われたくらいなのに・・・」

店主 「チョッと待ってください ある所の別注クラブが良くな
     いんで違う店でチューンをしたら
¥5000支払って 
     それでも良くならないからギャレーヂではライアング
     ルだけのチューンは幾らか?ってお聴きなんですか?」

客   「そう云うことだけど・・・」 

店主 
「普通別注したクラブが真っ直ぐ飛ばなけりゃ アング
        ルチューンは無料でしますが・・・まして お渡しする時
    点で代金と引き換えに 紙に書かれたスペック表くらい
    付いてませんでした?例えば保証書の様な・・・」

客   「さあ如何だったでしょう? でも、もうとっくにその店は
    止めて閉めていますからね・・・」

で 価格の問題では無い部分が解明されてきた気配でありました申し訳ない気持ちと “その後のフィッティング” がオーダークラブやチューンナップをうたい文句に商売をされる“技術を商売で取り扱うそのお店次第”で 商売の対象に これだけの格差で利用されていると知ると情けなく 消費者にお詫びしたくなる気持ちでいっぱいでした。 質問箱にも 数多く費用や納期を事を問い合せていただき 常々有り難い事と思ってはおりますが 当店にチューニング作業のご依頼をいただいたり 何かの質問をされる方は 出来れば一度来場いただき 店主とゆっくり直にお話しさせていただければと思う気持ちを無理とは承知しながら切に望んではおります。