11月9(日)

NO,137 (フッと感じた懸念材料の分析

 


 最近アップデートしたWEBページで 当店の取扱う機材を購入いただいた先々の社名と場所、電話番号をピックアップしていて思った事があります。 
数年前に近畿地方の主立ったチューンニングショップやヘッド工場、一部メーカーの開発、設計担当者に当店の測定器を見てもらう為、店主は定休日毎に営業へ出かけていました。 また最近ではホームページを御覧になって 機材の購入検討、内容の問い合せを多く頂くようになり日本全国からメールや電話を頂戴します また東京ビッグサイトで催される用品展示会“ジャパンゴルフフェア”にこの数年はブース出店し総ての機材を一堂に会してデモンストレーションし ゴルフ用品業界へ出来る限りの訴求に努めております。
“過去には類を見無かったギャレーヂ製測定器”をデモ紹介していると 当方から出向いて行って、また先方から問い合わせていただいて、時にはゴルフフェアの会場で立ち止まって御覧の方々へ、機材の測定内容や利便性にリアクション、興味を示される反応は相手により様々でした。
結論から申しますと当店からのはたらきかけで受動的立場の紹介を受ける先の方々は受け入れる事を半ば「ノー」と返事される場合が多く 相手先からのアクションで私共へ能動的立場な問い合せをいただく先の方々殆どが受け入れる事に「イエス」と理解して良いと判断できます。
その当時も営業でラウンドした時、通りがかりのお店に唐突に入った途端
「これ如何でしょう?測定器ですが買いませんか?」
と聞いて廻ったわけではありません。そのお店の評判、オーナーの履歴や業者間のお話しなどを相互した判断でアポをとってからの訪問です すると営業トークを一応は聞いては貰えますが なかなか良い返事(興味があり、積極性のある前向きな姿勢の感覚)は直ぐに頂けません。
「良く出来ているね」「精度が出過ぎて困らない?」「値段が高いね」
etc・・・
伺った側の
こちらとしても既に置いてある機材の不備な点を追求するより 当店機材の優秀性の案内や 仮にいまだ不備な点があれば 指摘いただきたい気持ちも持ち合わせております しかし心中「わざわざ選んで来た店を間違えた?」と思う時も多く「この店でチューンナップして大丈夫?」と不安げになるときもありました。
またメーカーや工場では 新品に傷を付けられませんから専用の冶具機材(ロフトはロフトのみ、そのモデルはそのモデルのみで・・・)で間に合わせています そうすると一貫性があるようですがアイアンはアイアンそのモデルのみで(ヘッドのみで合わせてしまう為シャフトが装着されると・・・?) ウッドはウッドだけで左用は測れない(左用モデルを作っていないから当たり前?)終始一貫ではなくなり測定の基準、根底がバラツクばっかりと思います
年に一回のゴルフフェアでも感じたように過去、胸にIDをぶら下げてバイヤースデイのしかも午前中、熱心に遠方から来られる専門業者の方々の中に
「クランプして測れば一台で測定、調整が出来るのに・・・」
「この調整器じゃ 何度動いたのか分からない・・・」 
「この測定器じゃアングルは動かせない!」
揚げ句には「ナンでシャフト軸を挟む必要があるのか?」
と御自分の所に置いてある過去から備えられていた“ヘッドをクランプしてシャフトの端面にゲージを当て、変更されたアングルが何度かだけがわかる調整器”と“測定器”を取り違えて既成概念の正当性を訴えてこられます。
決して私は過去からの機材がダメとは申しません 実はそれしかなかったのですからどうしようもなかっただけです しかし私も当時から様々な機材を一度は使い、「これでは?」と改造し色々試作研究して今日の商品となった経緯から これからの測定器は!と考え英断を下す事も大切と思います
特に最近になってからチューンニングショップを開店する方や 他店との差別化を計ろうとするお店 また二代目が商売を先代より引継ぎ“これから必要とされるショップ造り”を目指して模索された結果 当店取り扱い機材の一括導入の運びとなる場合が多く見受けられます。
何せ測定はアイアン専用、ウッドのみ?パターは計れません!しかもサウスポーは無理です・・・では測定器材の終始に一貫性が無く市場で売られているクラブの高単価に似合わず“秤”はあまりに幼稚なおもちゃに過ぎないばかりか 今般R&Aが発表し
200411日から制限される「クラブヘッドの大きさとクラブの長さ」に象徴されるライ角度の「60度の設定」はどのような機材、状況、シチュエーションでセッテイングした事を以って「60度」と設定しているのか一般プレーヤーに問われて応える術を持っているのかは随分心配であります。
 私共へ機材購入の問い合せの折には必ず先方に
「導入された測定機材は一生物です 途中で信頼を覆す様な事は許されません。ですから間違いなく測定出来る機材を慎重に選定ください」と申します これらは反面、過去から使われていた測定器?では客への信頼を裏切ると判断されるか“アイアンクラブのアングルチューンで使うだけでは確かに利便性に優る物”が、今後もゴルフ業界の測定器にすり替えられる懸念を多く含んでいる事を心に感じた瞬間でした。