11月28(金)

NO,139(店主の考え 有象無象 皆さんどう思います?A)

 


 ナショナルブランドのクラブメーカー品のすべては数量を多く販売する事に終始します 当然数を多く売る為に プレーヤーにとって癖の少ない無難な商品内容が多く メーカー品のどれをとっても似たり寄ったりのレパートリーで平均的な仕上がりです。 盛り込む事が可能な画期的なデザインやアイデアもルール上の規制で そう斬新なヘッドやシャフトも見当たりません 業界の内側に立った“商売人のプロ” としては その程度の酷い内容と思わず言ってしまう状態です。 
 ところが一般消費者にとっては去年モデルと見栄えが違い 立派なカタログや綺麗なパンフレット テレビの媒体に週刊誌のコマーシャル 店頭ではゴルフが上手そうな店員の勧誘・・・と新製品には目移りするばかりかもしれません。 シャフトの模様や素材で、また人目を引くグリップの色や材質は一時あっても それでも永年の定番商材はそうたくさんありませんでした 特にアイアンクラブのヘッドは回帰現象が多く見られ 過去から存在した中空構造のアイアンヘッドや トランポリン効果を生むフェースは昔既に売られていた事を 店主自らその当時に販売した経験もあり 世間ではよく知られた事ばかりです。
例えば“キャロウエイ”は世界中にその名を馳せた名だたるメーカーですが 日本国内への輸入エージェントが扱うアイアンはヘッドモデルが最新型「スティールヘッド
X-16モデル」がそうですが (オフセットの違いで プロシリーズとノーマルシリーズの2種類あり さらにシャフトについては3種類、並行輸入品であっても為替レートの関係や 消費者ニーズからそう豊富なバリエーションが現地アメリカでの品揃えほど多種類が輸入の対象にされていません) ヘッドのタイプに関しては「スティールヘッドX-16」が全面的に宣伝され(他にグレートビッグバーサ、ビッグバーサ、ホークアイ…がカタログ上のバリエーションでは出ているが人気薄で販売実績がそう多く無い模様…)キャロウエイ社が最も自信のあるモデルではあるのでしょうが 数多くのシャフトメーカーや種類が装着されるような受け皿が無いのが現状です 
当店の見解で オーダークラブの原点は 正しいシャフトの選択によって係わる部分が大勢を成し 製作結果の良否が出ると言っても過言では有りません ところがメーカーは数多く売りたい気持ちが “新製品となり得る最新型ヘッドのみ”の商売は 無難なシャフトとのコンビネーションで カタログラインに装着するシャフトバリエーションを決定しているのが本音ではないでしょうか カーボングラファイト製のシャフトは実際の実用域では商材として限定される様々なスペック内容(重さや硬さ トルクやベンドポイント・・・)が有るにせよ 元々に設計の自由度は無限大近くあります メーカーの言い分は“そのヘッドモデル専用に設計、マッチしたグラファイトシャフト” とやら またスティール製を着けるなら “最先端の軽量シャフト”と メーカーとタイアップし 従前からシャフトメーカーがオープン販売し 現在人気を博している既製の量産品的シャフモデルトの装着クラブも 単に上手なキャッチコピーで “新製品クラブ”として売り出してしまう有り様です。 
確かにメーカーは本来、時間と費用を相応かけて 新製品や商材をラインナップする時 “すべてのパーツ”においての研究がなされるべき事柄ではないでしょうか ところが最近は労力をかけ 他社に差別化をはかる部分が 「ヘッドのみ」になってきています  そう考えるといくらヘッドの優秀性を訴えたところで シャフトをアレとコレ タイプをドレとソレ だけでは独自性はおろか クラブを持ち、振って球に当たるまではドレを手に持っても同じという理屈になります カーボングラファイト製であっても 限定された種類のシャフトでは もう少し重いタイプ また軽いタイプ 捩れや硬さのコンビネーションで そのヘッド自体が プレーヤーの意のままに操られる事も可能であるにもかかわらず 既成のバリエーションから選択しなければならない 実は消費者にとって不合理な販売のされ方を 当たり前のように受け入れている半ば強要的な販売がある事も 事実ではないでしょうか 所詮プレーヤーの技術レベルは 初心者的な方が最も多く 中級者から上級者かけて少なくなって行き トッププレーヤーは一握りに過ぎません ゴルフ場のハンディキャップボードで最も数が多いプレーヤー層は初心のハンディ40〜20台 10台半ばの方々が大半です 三角形状を成す その底辺層に近い最も数の多いプレーヤー層を狙って商売を目的とする ナショナルブランドメーカーは 次々商材を作ります これは商売の原点と考えられる 当然の仕組みでしょう
オーダークラブの原点がシャフト選びに尽きる事を ご存知頂ける当店の顧客の方々は メーカー品の販売にかかわる 消費者への不合理を冷静に判断されている事と思います しかしそれ以外の メーカー品への崇拝が絶えない消費者の方々は当然のように ヘッドのデザインや理論の展開を毎回素直に受け入れ シャフトは二の次で ましてグリップの太さが気にかかる事も無く クラブアングルの規格、品質的な事にも関知せず 訴求価格の最も安いショップで 来年の新製品を楽しみに過ごされる時季になってきた今日明日です
「クラブは先ずシャフトありき!」と訴える当店店主のポリシーからすると 先ずシャフトのチョイス 次にヘッド 最後はグリップで 各部材のアッセンブルが如何に真面目に行ない その精度が高く 品質が一定化し 規格どおりに仕上がるか 一度クラブ選びのマニュアルでも作ってみたくなってきます。