12月26(金)

NO,143 (ゴルフフェア出展についてのボヤキ

 


 当店は来年も東京ビッグサイト「ゴルフ用品展示会」にブース出展致します。
 チューンナップ用にアマチュアが趣味の域では通用する機材でも 商売用にチューニング専門店が酷使する機材は 明らかに素人用から脱してプロ対応の耐久性、精度、再現性が求められ中途半端な内容では職人の方々に認めていただけません バブルのはじける前後はナショナルブランドともども“パーツコンポーネント業界”のビジネスも順風満帆で 店内の綺麗なショーケースやディスプレイの傍らに必ず 間仕切りされた“クラブ工房”が併設されオーダーメイドクラブも店全体売り上げの一画を占めていたものですが今時は如何でしょう? 物置、倉庫代わりになり下がり 埃を被った作業台でたくさんのチューン用機材の存在感は殆ど無い状態です いったいあの頃のショップ業態、業務内容で「工房展開の大切さ」を訴えていた店のポリシーは何処へ行ってしまったのでしょうか?
 
今の時季、ナショナルブランドメーカーは新製品の発表、上市で賑わっており一般消費者は最新ニューモデル情報には敏感な時と思います 過去に随分たくさんのクラブを買い続け飽くなき追求をされてこられた真面目な消費者は「クラブを買い換えればスコアが良くなる」と“錯覚を招くように”多種のメディアや紙面訴求のトレンド情報だけを頼りに追いかけては買い続け、実は儲けだけが優先する商売の一端で去年まではソレ!今年はコレ!来年からはアレ!と気ままで勝手な売り方が通用するゴルフ業界の手玉にされては、もてあそばれてきたのが実態です。 またチューンナップ用の機材は過去に多種のメーカーや工作機械工場が手軽に、しかも簡便軽量に作った物が紹介されてきました そう云う機材で仕事をされてきた“片手間チューンナップショップ”は それまでの測定数値や技法を正当化しなければ顧客の信頼を損なう結果となり難しい選択を迫られる間で しかも過去に本来の精度高いチューニングが出来ていたかどうかは定かでは有りませんしクラブ工房の展開から 時代の趨勢とともに元来の商品物販店へ手のひらを反したように業態を変更されている事が多い様です 測定する事も無く単にアッセンブルだけの技術とは云えプラモデルでも組み立てる要領で「別注・オーダークラブ」の看板を揚げてこられたお店は 商売用の高額な玄人用専門機材まで必要でなかった事実が存在していたかもしれません
現に今でも素人用の“計れているようで計れていない”測定器や“動いているようですべってしまうクランプ器”が 専門店に結構多く現存し消費者はチューンニングの大切さを実感していても茶を濁された状況を体験させられています 
 当店の顧客に成り得た方々はやはり過去には「本物」を求め続けて来られました 見よう、考えようによってはバックフェースの斬新さやシャフトのコスメティックな部分、誌面で採りあげられるプロや評論家のコメント、もし良いスコアがクラブを買い替えさえすればライバルに勝てるかと思う何時もながら然も宝くじの発表前に想像するとおりの空想に耽り 購入後打球した時点で また現地でラウンドした時に気が付くのでしょう
中古ショップで無駄を承知ではなく見栄えの良いヘッドだけを買ったつもりでシャフト交換依頼も多く注文頂きました しかしヘッド重量の管理、出来栄えは不安な要素が非常に多く 新品のシャフトを装着するには無駄でムラな作業結果となります
もともとクラブチューニングの必要性は 誰でも買った時から直ぐ大切で必要な事と考えていただけるのでしょうか?「使う前にチューニングしないと真っすぐ飛びません」と言ってショップが売ってはいませんし「真っすぐ飛ばすにはスウィング理論より クラブチューニング技術理論を勉強してから」とインフォメーションしていても話しが遅すぎます
決して一般消費者に悪気や罪はありません 罪作りなのはそんな売り方、そんな出来映えで善しとするゴルフ業界のレベルの低さではないでしょうか?

大きなコマで全商品を一同に介したナショナルブランドの出展ブースはたくさんあると思いますが 来年も個人商店の特技ながら「ゴルフギャレーヂ展示ブース」は綺麗さやスマートさより“泥臭いかも知れません”が プロに認めていただけるチューンナップ商材を実直、直向な至誠をもって展示し 世界中のプレーヤーに訴求したいと考えております。