4月12(月)

NO,154 (“有名ヘッドブランド”製 別注クラブ 完結篇

 


 前回日報ノートに評論した「ベタフラに組み立てられた有名ヘッドブランド別注アイアンセット」の続篇です
紹介いただいたF氏の口添えもあり Hさんが一緒に来場されました。 
「この際 本当は自分の腕か それともクラブか どちらの所為でゴルフが上手くならないか?」の答えを出したくて シャフト選び、チューニング(リ・アッセンブル)の案内、強いては 自分の眼で「クラブの重要性を見極めよう」と当店へ相談に来られました 様々なクラブについてのウンチクを聴いていただき 残す課題は「試打を何回かは繰り返すこと」となりました 
試打クラブの♯5アイアンを5本、少なくアレンジしても当方では一度にこれくらいを貸して打ってきて頂きます
因みに他の貸し出した試打クラブのコンビネーションは  

 
プレシジョン  ライフルライト5.5
 プレシジョン  ライフル6.0
 プレシジョン  ライフル6.3
 プレシジョン  プロジェクトX6.5
 ツルーテンパー ダイナミックゴールドS400でした 

 
このプレーヤーHさんは職業柄(整骨院院長)筋力が人並み以上あり 本格的にスポーツをされてきたアスリート派でもありました こちらが貸し出す時 如何にアソートしようか考えた事は 先ず
 
@     恐らく今よりそう軽い、軟らかいシャフトは要らない
   プレーヤーである
A     それでは 振れる(使える)最大重い、硬いシャフト
   はどれほどの物か?
B     クラブ選びに これ以上遠回りをせずメンテナンス費
   用を無駄にかけて頂きたくない
C     しかも現状況では(仕事、想い、練習量、コースでのプ
   レイに)“ゴルフへのスタンス”は これ以上時間、
   費用をかけられず求める事が無理

という思い、考えが店主側の頭に浮かび存在し 貸し出す内容を吟味した5本を用意しました
 そして数日後、返却時に試打の評価がくだされました すると偶然、その中ではプレシジョンライフルのフリクゥエンシー6.3 が最も打ちやすく球も伸びると評価いただいたのです 結果は 試打の内でプレシジョンライフルライトがまったく合わず(今より軽く、軟らかいシャフトは必要としない根拠)プレシジョンライフルのフリクゥエンシー6.0より6.3が良いとされ(重さは良くても軟らかい必要もなしとする根拠)プロジェクトX6.5は「何か違う!」と敬遠され(実は中では最も重く、硬いマニアックなシャフト)ダイナミックゴールドS400だけは“重く感じたけれども 振るとタイミングが上手く合い、球も素直に飛ぶ”と評価されました 持った感じではライフル6.3 に軍配が上るようですが 打つとダイナミックゴールドS400もなかなか調子が良く「どちらかより良いか?」迷ってらっしゃる様子が判明したのです 思案の結果、当方はダイナミックゴールドS400と ライフルフリクゥエンシー6.3 の アイアン10本組みセット(#3〜#9、P、A、S
/W)合計20本を貸し出して ロングアイアン、ミドル、ショートアイアンの全番手を打って比べて貰う事を 御願いしました    
HさんとF氏は即日、練習場で打ち比べて来られたようです その結果プレシジョンライフルがすべての番手に於いての飛びは優位で 最終的には“プレシジョンライフルFCM”に決定されました。
元々持ち込まれた別注セットには ライフルのフリクゥエンシー6.0 とシールが貼ってあったにも拘らず CPM(振動数)は6.5?位の数値がでていた訳ですから シャフトを新たに購入いただかなくても別注品とは言え依頼内容を「チューンナップ」ではなく「リ・アッセンブル」すれば 新たな部材の購入を御願いしなくても 安く簡単に末永く使える事が判明したことはお互い「良かった」と思えます

 今回、リ・アッセンブルを紹介いただいたF氏は Hさんに試打を貸し出し、シャフトを決定いただく その都度当店に同伴いただき 最後まで大変お世話になりました
それでなくても 一般消費者が今回の「ベタフラに組み立てられた有名ヘッドブランド別注アイアンセット」を見て、打って クラブの評価をしようにも 腕の達者な余程の目利きか、メカの専門職、知り合いにクラブの作りに長けた人でもいない限り すべてを今回のように見抜く事は出来無かったかも知れません 偶然同じプレシジョンライフルのフリクゥエンシーレベルが 同じCPM(振動数)で 借りると打ち易さが 球の真っすぐ飛ぶ確率が 全くの比ではない事があって 友人であればこそ 真実を問われだして紹介いただいたのがきっかけです。
「著名な研磨工ブランド!」だけで“有名ヘッドブランド”は売りやすく 当店に「技術もノウハウも無く パーツをくっ付けただけの“有名ヘッドブランド”別注クラブ」 が“一人歩き”をしてしまっている事実を 一部始終お聞きになっていたF氏が一言
「練習場なんかで スウィングのワンポイントレッスンは何処でもあるけど クラブのワンポイント評価も無いといけませんなァ・・・」 
とズバリおっしゃった事に 店主は耳の痛いお話しでありました。