5月21(金)

NO,158 (店主が考える「入門者のクラブ選び上)

 


 先日の定休日、約半年振りにコースへ行ってゴルフプレイをしました 去年の秋から右肩が痛くてトレーニングジムも行かず身体が鈍り またゴルフのプレイも御無沙汰でしたが 久し振りに開放感が味わえ 素直な気持ち「良い季節にはもっとコースに出よう!」と目の前が360度新緑の中で“スコアはともかく一日を気持ち良く終える事”が出来ました 
 この春からゴルフを始める方々 既に始めていてトップシーズンにはプレイに熱中される方々それぞれ各人様々でしょうが まったくの初心者がこれからゴルフを始める場合 「どのようなクラブを選択すれば良いか?」そんな質問をBBSに頂きましたので お薦めするクラブの銘柄や新製品の案内は当初からさておき ゴルフギャレーヂらしく“どう考えてクラブは選べば間違いないのか?”「店主が考えるクラブ選び」を記してみようと思います 
 
例えば「写真」を始める場合を考えてみます きっかけは友人達との旅行にカメラを持って行き 偶然スナップ写真を撮る役回りになりました みんなの集合写真は「はいポーズ!」と景色も記念に残るようバックにホドホドは入れて、楽しそうな全員の顔がアバウトに写っていればOKです 恐らく一般家庭の 何処にでも有るようなフルオートフォーカスで 難しい操作必要が無いオーソドクスな物か “使い捨てカメラ”と呼ばれる最も簡単な その場凌ぎの「押せば大体は写る」カメラでしょう しかし出来映えは平均点であり写ってはいるけれど・・・ もしこれが 何十年かに一回だけ有るか無いかの“皆既月食の瞬間を撮る今世紀最後の写真撮影旅行”に参加する場合であれば 恐らく入門者用とはいえカメラ店で「HOW TO本」を読んで その一瞬を見逃す事無く、三脚を据え、超望遠レンズで、露出は最大、ピントを合わせ、シャッタースピードの限界で・・・「その一瞬」を待つカメラは 先ほどの使い捨てカメラでは役に立たないのではないでしょうか? 
 プロカメラマンになり成功しようとする方は 写真の専門学校を卒業するだけではプロカメラマンになれません 卒業してから「大先輩、師匠、先生、大御所、名人、達人・・・」と呼ばれる人に就いて修行、勉強をして始めて一人前に成り得るのでしょう 勉強修行中に使うカメラが「使い捨てカメラ」でシャッターを押せばアバウトに写り 望遠や広角レンズが付け替えられないアマチュア用カメラでは一切上達が望めません 幼少の頃や成人になってからでも 最初に手にしたカメラでの撮影が本人にとって興味があり 写真の世界に惹かれてより高度なテクニックを身に付け 撮影技術を駆使し 素晴らしいその瞬間の写真を撮り 世間にお披露目したい お披露目しないまでも 趣味の世界で自身が満悦したい 万一反対に機会を逸するようなカメラ機材、撮影技術であれば 写真の醍醐味は何処にもありませんし 何事にでも上手くなりたければ 後々の未知な部分にも当初から最高の技術や お披露目のステージに立てる機会に相応しい機材があっての事です 後は本人の撮影技術の進歩を待つのみです しかし気持ちがいずれ「どのようなステージで写真を?カメラを楽しむのか?」 これに尽きる事ではないでしょうか
 ゴルフクラブも同様で「入門者、初心者と呼ばれる方々は当然下手ですから 何を使っても同じ」これはゴルフ屋が勝手に決めつける間違いの始まりです 「初心者用10点セット」のクラブセットは打ち易いかというと ズバリ値段、価格面で 打ちやすさを求めても一言「無理」(この話しの内容は長くなるので何れに機会に また愛読者は御存知のように・・・) 初心者でも気持ち、精神面では「プロゴルファーに成ってやる!」と思う方に もし打ち易さが秀でたクラブを手渡しても遠回りだけですし 楽しく愉快にお付き合いでのゴルフでも・・・とお考えの方に「アスリート派用プロモデルタイプ」は これも遠回り。 ゴルフの楽しさ、奥の深さは 一度先ず最初に練習場でボールをクリーンヒットした時に体感し 惹かれていくのです 練習に身が入りやがてコースデビューした時 本当に好きで楽しく 心底気持ちが「上手くなりたい!」とお考えになるまでの最大ポイントは クラブの重さ 特にアイアンは スポーツ歴に応じて決して軽いクラブは薦めません 次に硬さで硬すぎるとダメ グリップの太さも大切ですし・・・ 次々言い出すとキリが有りません 結局は気持ちの持ちよう 考え方ではないでしょうか? ご
自分の目指すスタイル(スイング)、今のクラブの使用感(違和感)、好み等が無い初心者なので、まったく情報ゼロの状態からクラブ選びをする時 最初からちゃんと飛びにくいクラブを使って練習するよりも、ちゃんとしたクラブを持って練習されるのが当然最も良い方法です スイングが未知数であっても気持ち、物事への取り組み方を 御友人であれば ターゲットになるプレーヤーと クラブのターゲットとを照らし合わせ 構造上や造り出来映えからも真っすぐ飛びやすいクラブを手にされる事を一番に考えれば良いのではないかと思います。