10月18(月)

NO,171(たった3点のパーツが どうなった?シリーズ6

 


 “たった3点のパーツで”シリーズも6回目となると3点のパーツゆえ生じる確率の問題です「確率」でも数学的な難しい話ではなくて 実に簡単な掛け算程度の内容がお話しの論点ですから気軽にお付き合い頂ければと思います
先日ある方とギャレーヂ店内で接客中のお話しに
「グリップの太さや ロフト、ライ角が違ったりあっていないだけで そんなに変化はあるのですか? チューニングを必要とするプレーヤーは プロや一部のアマチュアで 僕たち下手くそは何を使っても元々腕が・・・」
とおっしゃり たかがグリップの太さ・・・総てに於いて“チューニング・フィッテイングの大切さ”を うまく御理解いただけません 「そうなんです!」腕が悪いからこそ、下手くそだからこそ“チューニング・フィッテイング”が必要なんです!⇔【口では言っていませんが言ったような血相だったと今では自分で思います】 
 
店主は焦らず自問自答しながら ゆっくりと その方にチューニングの大切さを話しました その続きであり大事さ、大切さを日報ノートに整理しようと思います(最後は整理しきれなくなって多少計算に無理があるようですが)
全くチューンされずに“売りっぱなし、買いっぱなし”のクラブをよ〜く考えてみると

先ずグリップでは 
 
 
@ グリップの「太さが正しくフィット」していないと 左手はパームやフィンガーで持っても親指はスクゥエア若しくは 正面の正しい位置にはセットされません

 
A グリップ自体が「正しい位置」に装着されていないと太さは合っていてもやはり親指はスクゥエア若しくは正面の正しい位置にはセットされません

これだけで本来の“正しいグリップ”を手にする事ができる確率は1/2の2乗で1/4になります

次にシャフトでは

 
B シャフトの「重量」が重過ぎたり 軽過ぎれば正しいスウィングをしづらいばかりか 正しいスウィングをしてもインパクトのタイミイングが合わず 球が曲がり、飛びにくい状況です

 
C シャフトの「振動数」が軟らかすぎたり 硬すぎれば やはり正しいスウィングをしづらいばかりか 正しいスウィングをしても身体の動きとスウィングのリズムが合わず 球が曲がり、飛びにくい状況です
 
 
D シャフトの「スパイン」がニュートラルに装着されていなければ やはり正しいスウィングをしづらいばかりか 正しいスウィングをしてもオンプレーン上でシャフトの挙動とプレーンが合わず インパクトでフェース面がアジャストできず球が曲がり、飛びにくい状況です

これだけで本来の“正しいシャフト”を手にする事ができる確率は1/2の3乗で1/8になります

次にヘッドでは

 
E ヘッドの「ライアングル」がプレーヤーに正しくフィッテイングされていないと球が右や左に飛び ねらった方向性に問題があります

 
F ヘッドの「ロフトアングル」がプレーヤーに正しくフィッテイングされていないと球が上がりすぎたり 低かったり考えねらった高さ、弾道に問題があります

 
G ヘッドの「ソールアングル」がプレーヤーに正しくフィッテイングされていないとヘッドの抜けが悪かったり ベアグランドでソールが弾かれたりして球とコンタクトする瞬間に妙な違和感が生じます

これだけで本来の“正しいアングルを持ったヘッド”を手にする事ができる確率は1/2の3乗で1/2になります

これだけで計算上グリップ、シャフト、ヘッドの良し、悪し的な判断では確率的に1/2の8乗ですから 1回球を打っても確率的には1/256ですから 0.0039062回しか満足に飛ぶ可能性はありません すなわち256球打って ようやく1球満足に飛ぶ事となる計算です
他にも 上記のパーツ3点をセッティングし1本のクラブに組み上げる時 クラフト技法によっては結果的に

 
@ フェースプログレッションが 予定され目指す数値より大きく、小さく 計測され 

 
A また重心アングルが予定され目指す数値より 大きく、小さく 計測され

 
B またネックの良からぬアジャストで 重心距離が予定され目指す数値より大きく、小さく 計測され

 
C また慣性モーメントが予定され目指す数値より大きく小さく 計測され 

 
D また重心深度が予定され目指す数値より大きく、小さく 計測され

 
E またサイズではクラブ長が 予定され目指す数値より妙に長すぎたり短く作られたり

 
F ・・・・続く要因は数多い為触れずに・・・

それらの結果 二次的なファクターで起因する「ゴルフクラブの“良し悪し”の精度」は パーツ3点の時よりも 確率の点では 計算上起因する上記6項目が“予定され目指す数値に対して良しとするか悪しとするか”それぞれ1/2づつですから6乗すると 1回球を打っても確率的には 0.015625回しか満足に飛ぶ可能性はありません すなわち1/64ですから 64球打ってようやく1球 満足に飛ぶ事となる計算になり 先程のパーツ3点でのそれぞれの場合を掛け算して 1/256×1/64ですから 1/16384となります おまけにクラブは14本でプレイしますから それぞれの1本のクラブには それぞれの“良し悪し“が既に存在し 14本が上手くコンビネーション出来ているか否かでそれぞれ1本では良しとなっても もう一度掛け算でキャディーバッグの中のクラブすべてで消し込みすると 計算上では1/16384×14で 229376回打って1回だけしか満足には飛んでくれません これを規定打数の72回でプレイを終えようとすると 229376回に1回だけのショットをする事と置き換えられ(満足なショットの連続が規定打数以内のプレイと考えて)掛け算すると 実に16515072回打球して 初めて計算上はプレイ打数も満足する事で結論付けられます これは既に天文学的な数字であって 決してゴルフのプレイ上必要で 確率を考えて球を打つことでは有りませんが・・・まして前記の打数は 平均100ストロークで1ラウンドするプレーヤーが 年間を通じ365ラウンド毎日プレイしても452年間続けてゴルフをして達成する打球回数です(最後のあたりの計算は無理と間違いが相当ありますが他愛の無い無駄話しと御承知おきいただき聞き流してください)
間違いなく言える事は 前記のGを正しくセッティングして 計算上229376回より2倍確率が上がり 続いてBも正しくセッティングして2倍確率が上がり 少しでも真っ直ぐ飛ぶ確率を上げる為 せめて次はグリップの太さを手のサイズに合わせ(@のチューン)合わせる時にはグリップの正面は番手を追って向きを整え(Aのチューン)シャフトの重量を様々な試打クラブから模索し(BのCのDの・・・)様々なファクターを消し込んだ結果・・・そうしていけば最後は打ち方 腕の良し悪しで片付けられても 元々の腕が悪いし フィットしないクラブで球が真っ直ぐ飛びそうでない確率の低い物であれば 計算以上に現実は厳しく難しい事がお分かり頂けるスポーツが「ゴルフ」ではないかと思うのです