12月8(水)

NO,174(価格割引がある時、ない時、その思い

 


 
当店HPのトップ画面で「機材の購入希望の方に見積もり致します」と書いてあります
当然、電話やメールで 全国各地から見積もりを希望して来ていただく訳ですが 唐突に「いくらになりますか?」と“割引後の販売価格”を聞かれます すべて丁寧に経緯からお話しして納得していただけているつもりですが実情では「値引き価格はありません」が答えです。 一台一台の販売価格に卸値や割引販売価格は特に設定していません 高飛車で横柄だけな考え、言い方にとられるかも知れませんが機材の開発や試作に随分と時間や費用を費やしております もともとの目的は店主自らのマスターベーションに過ぎず、便利で合理的な器具を自らの為だけに考えた偶然の産物で けっして売ろうとして作った機材でなく 売って欲しいと要望された事を機会に最少数量で工場にロット発注し(元はプロト機の一台のみだった)店内在庫で常時用意するうえでは 大した儲けを頂戴できる商売ではなく本業の代わりに殆どならない状態で 私自身がゴルフギャレーヂ本来の“チューンナップショップ”を生業に普段は忙しなく営業しているのが実情だからです

過去には問い合せ先のなかで一方的に
「当社は卸し業ですから 卸価格でないと買いませんが・・・」と強気でおっしゃいます
「何台ご購入いただけますか?」の問いに
「一台ですが・・・」といわれ まして支払う代金は 締め日を月末に起算し翌月末まで待てとおっしゃいます それは卸し業ではなく単に“一過性のマージン商売”だと思います 
卸し業ならば“商品自体気に入って売ってやろうとする本心”からでも 当店がお願いするワンロット複数台を購入いただき 在庫した商材を積極的に販売いただく気持ちが現われてきて欲しいと思いました 元来から当店の機材は店主が普段の作業経験上 必要に迫られ考案したり、既存の機材を改良したりして出来上がったアイデア満載の器具と自負します 私自身、常日頃から直に毎回使って性能を向上、吟味できる点や 単に商売で機械屋さんが客からの要望に基づいて作り、納品した後それを売る側の発注主が儲け、利幅を考えて価格設定したうえでの値段ではありません 買われる側の方々が直後に儲けや回収を考えるのではなく消費者への正当なサービス、精度の向上、品質管理の大事さを目的に 絶対有益な機材の数々としてお考え頂ければと思っております。
とは言っても 店主一人が経営する個人商店です 一切の値引き販売をオミットする事と根本では違う事も御理解下さい 「これとあれと・・・」心底気に入っていただき何点か購入頂ける場合や 新規オープンされる“これからのお店”であれば勝手に応援したくなる気性ですから 先ずは値切らず長い目で見て納得できる内容の機材を備え、クラブの“チューンナップ業界”へ一石投じる御気持ちの方々とじっくりお話し出来ればと考えております 機材の優秀性と価値観、クラブチューニング業に本来あるべき姿と 私どもの意見や考えに賛同いただけるお相手であれば 此方から“レス価格”を御案内したい気持ちも持ち合わせております。 
異「アングル測定器」に関しては この業界に過去から「測定器」と呼ばれた機材が数々存在しておりました。
“測定も出来てアイアンのアングルも調整出来る既存の機材”(日報ノートNo
167参照)は 一見便利さと手軽でスマートさも受け チューニングショップの看板にもなっているようです。 しかしアイアンだけの測定では到底満足出来ないばかりか「測定器」とは言え あてがったプロトラクターの指針に頼り切る、間違って測定するべきでない部分の数値をアングルスペックとすり替えているのが現実で よく考えれば納得できるだけの機材ではありません 動く角度の範囲、大きさは判断できても持ち合わせるクラブのアングルの数値測定は出来ません それを理解せず測定器具と調整器具をゴッチャにした既製機材の有効、正当性を教示され さらに値引きの強要をされる事は言語道断です 上記の如く心当たりの問い合わせをされた方は猛省されるよう望みます 素人の方ならともかく玄人のチューニング専門店の方!くれぐれも宜しくお願いしますが 最終的には当店の機材は一切買って頂かなくて結構ですから是非プロなりの勉強だけは怠らぬよう日報ノートの紙面でも隅々まで熟読され 今後はプロの業界人として恥ずかしくないビジネスを貴店でなされるよう お願いと御案内を改めて致します。

以前新規でオープンされるお店の方から 設備や機材一式の見積もり依頼を頂戴しました 即座に提出しましたが店はその後オープンされた様子で 時間が経ってもまったく注文はいただけませんでした 後にある筋から情報に聞くと設備、機材は他社製で用意された様子でしたが 見積もり依頼の前後には何度もスタッフ一同が当店に来場され 購入希望は決定的な口ぶりでしたので店主自ら機材の使用説明やチョッとしたノウハウすべてを事前に御教授致しました 結果的に御教授した内容や労力、それらをとやかく言う事は一切ありません しかしあれだけ納得されたスタッフの様子に私自身の有頂天な考えは相手の資力的なものか考察的なものか? 一度導入した機材は一生使える、また使い続けなければならない物ばかりですし お客への信頼、数値の管理は途中で「間違えていました」とは切り出せない非常に大事な局面であります 消費者が初めて店を訪れた時 その店の技術レベルの判断や 安心できる技法、対価価値との目安が 良心的で永続的な商売にかかわる対象として設備された器具、機材と共に クラフトするスタッフの腕が同時に伴なわなければ とても高い値段のお飾り物だけで勿体無い代物かも知れないという辛い印象も残っていますし 何を理由で導入いただけなかったか何か寂しい気分で終わりました