4月6(水)

NO,184(コンコンボールの正体 と その真価は?

 


 
『トップページで紹介しておりますように かねがね要望を多く頂いておりました通称“コンコンボール”を量産し この度全国へ販売開始いたしました!』 こう書きますと「どれだけ良く飛ぶボールなの?」とか「コンコンと音が聞こえて曲がらないボール?」と聞き返されそうですが “コンコンボール”とは ギャレーヂ店主が普段の仕事上、店内で使っている『簡易式スイートスポット探索器具』の通称であります 仕組みは簡単で持ち柄に薄いバネ板材を付け 先端にゴルフボールを螺子で留めてあります 使い方は片手で持ち柄を持って反対の手でクラブのグリップ部分を持ちます クラブフェースを水平に(空側に向けて)フェースのあらゆる箇所にボールをコンコン打ちつけると モノの見事にクラブを持つ側の手は「“快芯”の当たり、打ちましたホームラン!」or「芯を外れたボテボテの内野ゴロ」が手に伝わる感触ですぐ判断できる仕組みです 叩く相手がウッド・アイアン・パター全てのクラブフェースに ボールをコンコン打ちつければ クラブのグリップ部分を持つ手の感触は普段の打球時、パーカッションエリア(スイートスポット)へ当てるボールの位置関係を確認する事ができ また外れた時、すなわちミスショットの感触が手へ同じよう見事に伝わって「ここで打てば良い部分」すなわちスイートスポット(和製英語⇔本来はパーカッションエリアと云う)の位置が どなたにでも簡単に判断できる 夜な夜な内職仕事で量産した電源不用、故障皆無、手動式、純手作りの原始的な「パーカッションエリア探索器具」です。

 以前から当店では 店内に持ち込まれたクラブのパーカッションエリアを持ち込んだプレーヤーの目の前で、そうやって探す為の道具としてコンコンとボールを打ちつける原型の器具を手作りで一つだけ用意し使っておりました 日報ノートNo178179で論じておりました前記からの“ラテラルバランス”を説く中で“自家製バネ付きボールでフェースを叩く写真”と紹介致しましたところ「同じ物をわけて欲しい」という要望が、写真でご覧になった方や 全国各地から問い合わせで寄せられ、店主がご要望に応え この度量産販売する事になった次第です。
特にアイアンのチューンナップを説明する場合、実はそれ自体はチューン“ナップ”と言うよりレベル以下の製造技法を せめて“当然のレベルまで引き上げる程度”の事だと思うのですが ネック内に異物の有り無しを探る為グリップのトップに開けてある穴から普段はリード(番線)を入れて その深さを測っているのですが 結果的にリードがシャフトの先端まで入らず ネック内に異物が確認できた場合 殆どが“コンコンボール”で前記の如く試しても フェースのかなり内側に“パーカッションエリア”がポジションしていて とても普通のインパクトでは満足にヒットしない(ヒール側のソケット球寸前の位置)難しいクラブと判断できます 反対に言えば アイアンクラブのフェースに先ず“コンコンボール”を使い試してみると 少々バックフェースに打ち易さが考えられるデザインを採り入れられていても一目瞭然、イヤ間違い!一打瞭然で 異物混入の判断が出来てしまいます。 またパターのフェースに試してみると 普段セットアップしている状態は“パーカッションエリア”より外側で構えているプレーヤーが多く見受けられ「エーこんなに内側がスポットなの?」と勘違いされている事も多々あり そこでヒットしても本来の“パーカッションエリア”と案外違っていて グリーン上で満足な転がりが望めない場合も容易に確認できます またクラブヘッドに「鉛バランス」を貼る位置関係で“パーカッションエリア”の移動確認や ウッドでも同様にスウィングバランスの増加共々、“パーカッションエリア”の移動確認が簡単に行え 結構重宝がられている便利グッズでもあり利用価値は大きいと思います
昔、小物・アクセサリー・アイデアグッズを大量に扱う「ライト商会」で“スゥイートスポットハンマー”のネーミングでカタログ販売されていた物と 当店の“コンコンボール”は同一の内容ですが どちらかと言えば“市中の物販ショップ”に置いて有る筈は無い「目の上のタンコブ、煙たい代物」で チューンナップショップには必需品である物と考えます が、ところがこの業界の事ですから“チューンナップショップ”も老舗から新規店と数多く在る訳ですから 流派としてネックに鉛棒や真鍮を入れて バランスを合わせる技法を採る店も結構在ろうかと思います 実際怪しい作業で組み付けている店が多いのは周知の事実で(念の為に記しますが、この業界では老舗が正しく良い技法が多いとは思いません 新規店が前向きな姿勢で優位でもある事は既成事実であります)そうなってくると話がややこしくなり困惑されるでしょうが この際、一般消費者の方々が 各人一個“コンコンボール”を持っていればご自分の、お友達の、店頭での購入判断に・・・・クラブをみればコンコンやって 良い作りのクラブ、悪い作りのクラブの見極めに皆さん御一緒、合言葉で「誰でも簡単♪ フェースをコンコン叩くだけ〜 スイートスポット新発見!」と 念仏でも唱えるようにすれば 面白い結果が出るかもしれません 面白い結果どころかニッチなチューンナップ業界の 間口が広がる楽しみすら私にはあります。ただ当店が恐れるのは「ギャレーヂは何を売るんや!けしからん!」とお叱りをうける事も業界内であろうかと思います が、恐れているのは叱ってこられる業界内の相手は未だしも そうではなく一般消費者が「こんないい加減な商品、値段ばっかり高いのに 可笑しいんとちゃうか?」と憤慨され この業界が世間から認知されなくなる事を危惧してしまいます しかし今回の日報ノートの文責として かねがね店主の訴える「売って終わる量産品の宿命、良からぬ作りの別注品が多い」この業界へ一石を投じ 何某かの啓蒙になればと強く念じて今後も書き綴り果たしたいと思います。

もともと店内で言っていた通称ですが“コンコンボール”が全国のゴルファー、ショップ、業界内で普及すれば もう少し作る側や売る側も、買われる客やスウィングを教える人まで“ゴルフに係わる”みんなが幸せに成るのではないでしょうか?
購入御希望の方は、郵便局の「払込取扱票」で当ギャレーヂ宛ての通信欄に「コンコンボール希望」と「必要な個数」を明記の上 案内しております金額をお振込いただきますと日本全国へ最少1個からお届け致します また御自分で作りたいご希望があれば バネ鋼材の寸法(厚過ぎず 薄過ぎない 強過ぎず 弱過ぎない)や構造をお教え致しますので御連絡ください