7月8(土)

NO,204 (重要なお知らせ について御説明です

 


 
当ゴルフギャレーヂのホームページの内、先日からトップページ中に 「重要なお知らせ」 のタイトルで 皆様に是非告知したいページが登場しております クリックいただければそのとおりの内容ですが 「他店で組立て、作業された別注品やリシャフトクラブ、他店でアングル調整されたアイアンや ネックの穴をボアアップした(内径の改造)クラブについて 当店で受注時、作業上仕方なく破損・割損・廃棄に至って一切の責任は持てない事を その事後であってもお客様には了承いただき 当店側で事故商材を弁済する事はすべて御容赦いただきます」 と御案内、告知しております
最近、お客様が持ちこまれるクラブは お客様自らが正直に「中古クラブを買った」とおっしゃり再度 “シャフトを生かす” “ヘッドを使う” という内容で作業依頼を頂戴します それは何処で買われたものでも商売ですから当店は当然有り難く仕事をお受けします ところが買って来られた一般消費者には罪は無く まったく分からない内容、成り行きでしょうが “バラしてみると大変な状態だ”と 此方が作業を進めて、見て、始めて分かる、困った作業が既に施された事がたくさんある次第です
その一つに 以前、
日報ノートNo、200 “裸で戦えないシリーズ 流儀、流派篇” で紹介している「グラファイトシャフトが装着されたクラブは一度ヘッドから抜くと シャフトの内側(穴)を貫通させないと 次のヘッドに再装着できない」と言う事です 
先日も持ちこまれ作業依頼を受けたウッドクラブのシャフトは“簡単に抜けました” (簡単自体が怪しい内容ですが…)が 抜いた先端内部に普通は接着時の糊(接着剤)が詰まっています それを貫通させる為掻き出すのです(尖った錐(きり)でポンと突いても 普通は簡単に抜け落ちるのですが・・・) ところが刃長の長いドリルの錐(全長200mm)を刺しても、まわしても一向に貫通しない、物凄い量の鉛粉が押し込まれていて切削どころか 錐の径(太さ)が小さいので 況して相手が粘っこい鉛だけに細い錐が噛んでしまい 錐の途中で折れてしまう突発的な事故が発生しました 結果シャフトは貫通せず しかも錐が中で折れてしまってニッチもサッチも如何にもならない状況になったのです 特に「売れ筋ウッドヘッド」と「売れ筋のグラファイトシャフト」のコンビネーションクラブは要注意です 売れ筋のパーツ同士をセッティング時、軽いシャフトと軽いヘッド “特に売らんかな!” の軽いヘッド(下記※参照)は 元々メーカーでの組み立てる時も ヘッド単体の重量管理はしないまま ネックに“異物を放り込んで”作っています。

     「ゴルフは物理だ!」と叫んでいたメーカーのウッドは ヘッド構造的に元々大きな穴(直径で10数ミリ以上はあった穴) が トゥに開いていたのに その穴から重量管理はせず すべてネックの異物で重量調整していて 穴は化粧板を被せて塞いでありました 
これは商売は計算できても「物理学的に私には計算できない」構造です 

     「×が10個も計算の上ではくっ付く」 ネーミング自体が駄目そうなメーカー(当初からシャフト挿入孔の底部が非貫通の構造)は おしゃれな化粧板を被せ塞いでありました 板を外して小さな穴からグルーを充填し ネックの異物分の重量を補正出来る構造です しかし たくさん売れて儲けているのか “放りこむ異物にも高価なタングステン製” でネックでのバランス調整をしてありました

これらの例は他にも数知れません 少なくともナショナルブランド、大手と呼ばれるメーカーへ ギャレーヂ店主からのささやかで嫌味な中傷ですが 結構高額な値段で売られているクラブの現状は シャフトの先端内部に聞こえだけは良く「アジャスターで調整」する技法は 彼等独自の当たり前で 所詮こういった 手抜きの内容が殆んどで 予定のヘッド重量からはかなり軽い物が使用されているのです
そんなヘッドを再度使い「シャフト(クラブ)は 軽ければ飛ぶ!」などと実に短絡的な売り方で薦めるリシャフト作業者が「パーツをくっ付ければ完成」だけの作業に終始し“バランス調整” を勘案する場合には当たり前のように「バランスが足りるまでネックへ鉛粉を放り込む」のです
ヘッド、シャフトを接着するまでに作業の注文を受けた時、ヘッド重量とシャフト重量(バランスポイントも含めて)、グリップの種類(重量や下巻きテープの回数)とクラブレングスから 足らないバランスを何処で、どのような補正の方法を用いるか? これは流儀や流派と言うより 辻褄合わせ、まやかしと言っても過言ではなく ヘッド重量を読む訳ではなく (況してグリップの重さや 下巻きテープの回数まで考えて) グリップを装着寸前にシャフトのバット側(手元の側)から鉛粉をバランスが足りるまで放り込み 長いリード(番線)で落ちてこないよう上から(バット側の口)からカチ込んで グリップを装着して仕上げる そうすると「二度とそのシャフトは再装着できなくなっている」のですが 反対に「一度シャフトを抜いてみないとそれは判断、断定できない」ので困るのです
アイアンのネックの傷を見ると(これは若干専門的な見方がありますが)どこかで以前、アングル調整をした形跡が発見される場合もあります 当店のアングル測定結果からも同様で「何か?」 
その場合よく見ると よく聞くと「何か?」です ネックの形状も「妙に曲がっている場合」があるし それは曲げ易く、動かし易い部分でもあります ブリキが二、三度逆に曲げたり伸ばしたりすると切断されるように 鍛造ヘッドも一方向だけに曲げていっても そう簡単には折れませんが 結構アングル数値の大幅な変更、調整を 部分的に無理がくる箇所(動き易い部分)で以前されていると 元に戻す、一に戻す場合「ポッキリ折れる場合」が想定されます 使われるベンドバーの種類や 梃子のスパン(二ヵ所の支点の位置関係)からも始めて触れ、曲げるヘッドにもかかわらず 「何か嫌な感触」が手には事前に伝わってきます
ヘッドとシャフトの接点であるネックのシャフト挿入孔が「既存のサイズよりボアアップされている」 これについても厳密にはシャフトを抜いてみないと判断できません この作業の必要性は普段あまり無いのですが 技術が未熟で下手なクラフトマンが一方的にドリルの錐を穴に突っ込み 内径を大きくする作業が原因です。 入れるグラファイトシャフトの径を考えず また穴径を考えずに元々テーパーの付いた穴にシャフトを入れようとすると またイレギュラーにシャフトの先端をカットしてパラレル(平行でストレート)状の穴にテーパー付きのシャフトを入れようとすると どうしても穴を錐で揉む(拡げる)作業が必要です なれた人でも既存の穴を拡げる作業は気を遣いますが  穴に対して錐の軸センターが振れると シャフト挿入時まったくアングルが違って装着される危険性が高まります シャフトが付いたクラブの状態で ネック部分やソケット部分が妙に曲がって見える よほど見た目で可笑しな物で無い限り また反対に穴径とシャフト外径のクリアランス(差)が大きい為に何かスペーサーを入れて装着する場合も 軸線からの微妙な歪み、振れかたが発生する故障も シャフトを抜いてみて判明する「穴の向きや大きさ」に原因があります
これらの内容は作業を進める内に始めて判明し 作業が仕方なくストップ、戻るに戻れない、不可抗力な出来事に対して 自分が持ち合わせる技術の未熟さを棚に上げて “出来ない、失敗、無責任な仕事” で逃れる為に申し上げ 当店がその責は辞す事を了解いただくつもりではありません しかし“何でもやったもの勝ちで後のことは知らない、やりたい放題の業界” で困っている真面目で前向きな同業者の方々の為にも是非皆様に分かって頂きたい情報なのです。