7月21(金)

NO,205 (SLEルールについての重要なお知らせです )

 


 
最近SLEルール規制の所為か、ナショナルブランド 大手メーカーは“驚く飛距離のドライバー”の宣伝を週刊誌、月刊誌に随分掲載し売り上げ増加を狙っています それは皆さん御存知のように来年(2007年)の末で 今まで使用OKであった“反発係数0.83を上回るドライバーはルールで規制され使えなくなります” それはプライベートコンペでも、内輪のラウンドでも、“ゴルフをプレイする時”使ってはならない決まりになっています 以下に記す※印の5項目は JGAのホームページでの説明を転載していますが来年の年末でドライビングクラブに係わるルールは明確に大きく変更されます

※ 2008年1月1日より付属規則II,5a(イ)のスプリング効果についてR&A/USGAのテスト機器によって計測された数値が基準値を超えたクラブはゴルフ規則に不適合のクラブとなります

※ 付属規則II,5a
「クラブフェースやクラブヘッドの素材と構造(およびクラブフェースやクラブヘッドに対する表面処理)は(イ)インパクト時点でスプリング効果(R&Aのテスト内規による)を持ったり、(ロ)標準的なスティールフェースに比較して著しく多くのスピンを与えたり、逆にスピンを減らしたりするものであってはならない。また、(ハ)球の動きに不当な影響を与えるような他の効果も一切持ってはならない」と明記されています その内今回は(イ)に該当するヘッドを指します

※ この2008年1月1日以降もゴルフ規則に適合となるクラブのリストはR&Aホームページに掲載されています。(www.randa.org)

※ 2007年12月31日までの間は、委員会が競技の条件でドライビングクラブを規制していない競技においては上記付属規則II,5a(イ)以外の全てのゴルフ規則に適合したクラブであれば使用することができます。したがって、競技に参加するプレーヤーは、自分の参加する競技ではドライビングクラブを規制する競技の条件が制定されているかどうかを主催者に問い合わせるか、配布される競技の条件を事前によく確認することをお勧めいたします。
2006年JGA主催競技ではこの競技の条件が採用されます。

※ 2008年1月1日以降も使用しようとするドライビングクラブの購入を考えている方は購入するクラブが2008年1月1日以降も使用できるのかどうかR&Aホームページのリスト(www.randa.org)を確認するか、販売店、メーカーに確認することをお勧めいたします。

最近どちらの物販店、中古品のお店でも このルール規制ネタを一般消費者にちらつかせては(前倒しをねらって)ドライバーの買い替え需要、先取りの販売を考えた商売をしているのが実状のようです 
当然このようなルール規制の事実を皆さんが 店頭の店員さんから囁かれると、また紙に書かれたPOPを見ると、真面目で正直な消費者は直ぐにでもドライビングクラブの買い替えをしないといけない様に思うのでしょう 実際は来年末ですから今使っているクラブは約一年半弱、ルール上では問題無く使用可能ではあるのですが・・
将来に至っては事実、反発係数のルール規制があるだけに つかさどるR&A側は大手メーカーと結託した話しが何か何処かで思案されクラブの販売、商売に結び付けて売り上げが倍増する・・・この業界にいながらでも実につまらない考えが私の頭をついよぎります。 
 
このヘッドの反発規制に係わる論議は以前もありました 当初ヘッドにボールをぶつけて 跳ね返ったボールのスピードを計測し その反発係数を数値化する方法を採っていましたが この頃の判定内容はR&Aが考えた方式であった為 さまざまな利権の絡むUSGA側は納得せず独自のルールを確立、日本のJGAやR&A傘下のルールを適用する諸外国がその検査、測定方法に基づき 規制を受けるクラブをルール上使用禁止としていました 実際アメリカではルール上使用できず(日本国内では使用OK)日本ではルール上OKのアメリカ製ブランドのクラブがたくさん出回っていた時季がありました アメリカで使用できないアメリカブランド製クラブ? 可笑しな話しであります 日本であれば規制外でもアメリカでは使用禁止。 一つの全く同じモデルが(日本向けの仕様であってもアメリカ仕様ではなかった)その頃は世間で流通していたのです それも束の間“ヘッドにボールをぶつけて跳ね返るボールのスピードを計測する試験方法自体に問題あり”と国内からも物議を呼び「それでは!」と、紆余曲折もかなり在った後R&AとUSGA側が意見をすり合わせ 双方納得のうえ統一した現在の試験方法(ペンデュラム式)に変わったのです。
しかし尚更、ヘッドの規制を進めるにはヘッドメーカーがすべて満足する検査手順、その方法、精度の高い数値計測法が求められ 平均的な数値判定にはサンプル数が相応必要です しかし今、採用されているペンデュラム式の現実は 検査方法が全世界一元化されただけであって 結構大まかな範囲で計測数値が示され もっとシビアな査定基準や、もっと数多くのサンプル個数が元来必要とされるべきだと考えます  
ある方と話しをしていて
「(クラブの規制に)何故ヘッドばかりに目をやって ボールの反発係数に規制をかけるのか? ボールの反発規制を今よりもう少し厳しくすれば これら諸問題(飛びすぎの問題から派生するゴルフの難易さ、コースの絶対距離・・・)が一挙に解決できるのでは?」
と二人だけの結論めいた話しとなりました
ボールに係わるルール規則上球の「初速」、「標準総合距離」を抑えるとか「重さ」を軽く規定するとか(二クラウス氏が考案したケイマンボール的に)「大きさ」の規定を大きめに変更すれば 一律的に平等な規制が行えるのではないかと思うばかりですが・・・
言ってしまえば “元々お上手な方は(反発係数的に)何を使っても上手く遠くに飛ばせ お上手でない方は(反発係数的に)何を使っても遠くには飛ばない” これがごく自然な見解だと私は思うのですが ルールは何故か我々アマチュアゴルファーの飛距離への楽しみ方を縛ろうとしているようです
話しが脱線していますが 当店にもその様な情報を聞き 
「如何すれば良いのでしょう?」と お尋ねになってこられる方々が多くなりました 
答えは一言です
「ヘッドの交換だけされれば済む事です」
すなわち今まで慣れ親しみ 使い込んだ
ドライバーを買い換えるのではなく“ヘッドの交換だけ”済まされれば 規制されるのは当然ドライバーのヘッドであってもシャフトでは無いのです
シャフトのフィッティングを済ませたプレーヤー自らが気に入り、親しみ、使い込んだドライバー(クラブ)であって しかも規制の対象がヘッドであっても その銘柄すべて(クラブ)ではありませんから クラブ1本すべてを買い換えなくても良い筈です 従って最新型の未知なるドライバー1本をまるまる購入して 直ぐに慣れない、使った事がなく訳の分からない、“シャフトまで仕方なく一度に交換する必要は全くありません” 現在お使いのクラブのヘッド交換だけで充分今後、一年半以上にかけて末永く使っていただける事実
を皆さんが今、御存知でなければ非常に勿体無く また最初からのスタートとなり、結局ヘッドだけを購入したような内容で 直ぐにシャフト交換しなければならないと言うような無駄な出費と遠回り、二度手間が待っているのが真実です