11月22(水)

NO,207 (SLEルールに重要で つい思う疑問点 )

 


 
ドライビングクラブに於いての反発係数、ルール規制が発表されてから ゴルフ業界がやおら活況づき、随分世間のゴルフショップが賑わっているようです もともと一部のプロゴルファーやトップクラスの選手たちに規せられるべき筈のルールが 一般アマチュアを含めた全てのゴルファーを対象に、従前のルールから 来年一杯で規制、変更される事となった為 ゴルフギャレーヂでも忙しくヘッド交換作業や、奇しくも新調いただくドライバー作りに余念がありません
その為 私は前回(No、205)の日報ノートで記したように 

「今まで慣れ親しみ 使い込んだドライバーを買い換えるのではなく“ヘッドの交換だけ”済まされれば 規制されるのは当然ドライバーのヘッドであってもシャフトでは無いのです 当店や当店以外でも シャフトのベストなフィッティングを済ませたプレーヤー自らが気に入り、親しみ、長く使い込んだドライバー(クラブ)であって しかも規制の対象がヘッドであっても そのクラブすべて(銘柄)ではありませんから クラブ1本すべてを買い換えなくても良い筈です 
従って
最新型の未知なるドライバー1本をまるまる購入して 直ぐに慣れない、使った事がなく訳の分からない“シャフトまで仕方なく一度に交換する必要は全くありません”し 現在お使いのクラブのヘッド交換だけで充分今後、一年以上にかけて末永く使っていただける事実
を皆さんが今、御存知でなければ非常に勿体無く また最初からのスタートとなり、結局ヘッドだけを購入したような内容で 直ぐにシャフト交換しなければならないと言うような無駄な出費と遠回り、二度手間が待っているのが真実です」

と シャフトを選ぶ大切さ、ゴルフクラブは先ず“シャフトありき!”と声を大にして訴えております
 
その後も 相変わらず当店は ヘッド交換だけで 今後のルール規制に対処される事をお薦めしている結果(シャフトは規制の対象外ですから) どうしても以前より飛距離が落ち ドライバーのヘッドセレクションには問題点が生じてくるものだと懸念していました ところが最近になって多くのユーザーから ヘッド交換(当然ですが低反発ヘッド)してから「今までよりもボールが飛ぶね!」という 非常に“ありがたい現象”に遭遇しております この数ヶ月の間に当方と取引いただく数社の問屋先から 数マーク、数銘柄の合格品 “低反発ヘッド” が入荷しておりますが 決して前倒しで「ヘッドの交換を!」と お願いはしておりません しかし、
“今から低反発ヘッドに代えておく” お考えの方々や “高反発に負けないよう舌戦でも勝ちたい”とお考えの方々多くは 当店で「ヘッド交換だけ」既に済まされております ところがその多くの方々からは
「前の高反発より遥かに飛んでいる」 やら 「安定性が増しアベレージでも飛んでいる」 という声が聞かれ 当店では思わぬヒット作業となり 結構売り上げに貢献しているのが実状で 思いによらず嬉しい反響です “滅多に弁チャラや ジョウズを言う店主ではない!”ことを 皆さんは重々ご理解されているとは思いますが・・・ほんとです だから気にはなっても ネタは貯まるばかりでも「日報ノートどころじゃなく忙しい」のが事実です
ただ一昔であれば 反発係数の大きさを争い ボールを弾くトランポリン効果を利用していたり フェース材の厚み、薄さを争い 打っていると割れるとか(割れる寸前が最も飛ぶのが正解ですから) ヘッドスピードのある男性は使用禁止であったりとか・・・いったい低反発ヘッド、高反発規制とかでの係数が0.83や0.82と 分かれ目のコンマ
1つを多く競った時代、係数そのものは何だったのかと 今では大変大きな疑問に感じています
R&A「ペンデュラム(振り子)式でのホームページに公開されている昨今の検査方法、測定器のページでは「ペンデュラム(振り子)式で その先端の鉄球をフェースにぶつけ そのマイクロセコンド計測し・・・」と機械工学的に詳しく説明されていますが よほど語学力(すべて英語のマニュアルです)が堪能で 機械工学的に専門の方が理解できても 具体的に御自分で理論、検査方法が相応理解でき 御自分のクラブはやはり適合品か否かを 誰でも真似して判断できる簡単な機械、構造ではありません 所詮素人にはR&AのWEB上で 誰でも閲覧できる低反発ルール規制の関して“適合ドライバーヘッドリスト”と “不適合ドライバーヘッドリスト”で一覧可能であるだけに “中でも良く飛ぶ新品の適合最新型ドライバー”を探し回っては買いあさるプレーヤーが 低反発ドライバー自体の作り、構造、物の良し悪しは判断するまでもなく 売ろうとする店側だけに優位で 新鮮な情報を与えているかのようで 一般消費者は 実際あてがわれた適合ドライバーヘッドリストに掲載された ドライバー(ヘッドだけではなくクラブ)だけが販売され 今までのクラブはまるで極悪品の飛ばないもの、と言わんとしているだけで いったい低反発ルール規制は誰の為に、何の為に規制し 実のところ最たる恩恵は誰が得たのか? 私としましてはそのあたりが大変疑問に感じる今日この頃です
オフィシャルな機械計測では反発係数をクリアし 低反発品と呼ばれるクラブ(ヘッド)で球を打てば 以前のシャフトのままでも 結果ボールは遠くへ良く飛ぶヘッドと化しているなら いったいこの先 飛距離制限の規制が「ペンデュラム(振り子)式」で何時まで続くのか?まさかヘッド製法の技術革新をストップさせたりして由々しき事に発展すれば・・・ 趣味に興じる一般アマチュアゴルファーに何故、規制の網を掛けるのか?
今回の規制はR&A認定のオフィシャルな機械計測で「合格品」が“低反発”と呼称されるより 「不合格品」が低反発と呼称されるほうが メーカーにとっても良かったのではないか? 消費者にも言い訳がしやすいのでは と、私は今非常に憤慨しながら作業しています。