7月2日(火)

 NO,068(店頭での会話 誤解と説明 その六

 

 
 まずボールの飛距離が最優先されるドライバーについて 店頭でありがちな解説の罠が最近も多くあったように思います。 キャディーバッグの中で使っているクラブのうちシャフトの撓りしろが一番長く 誰でもシャフトの長さを充分に使ってボールを引っ叩くクラブがドライバーでもあるのです。 アイアンやフェアウエイウッドでは多少の飛距離よりボールポジションが優先されコントロール性や使用頻度の多い他の番手クラブに比べ ドライバーは先ず飛んで 多少はブレてもフェアウエイ またはラフに残れば (特にアマチュアの場合)極端な場合“セーフゾーンにあれば先ずは飛距離”が求められるクラブと考える場合が多いのです。 つい最近までメーカー、業者は「超長尺」のクラブの長さが46インチや47インチ以上で “当たれば飛ぶ” その長さだけを競い 使ったプレーヤーは“たまさかの当たり”に一喜一憂した筈です。 しかしアイアンのスウィングが可笑しくなり(ウッドに強いられるフラットなスウィングプレーンに比べアイアンが従前のアップライトなスウィングプレーン) 終わってみればトータルスコアは何時もとそう変わらないか反ってリズムを崩しスコアが悪くなった方も多くいらっしゃいました。 最近のメーカー、業者は 振りきりの良さやミート率は 短尺だのデカヘッドだのと全く「超」の付く長尺には触れなくなっています 当たれば飛ぶ筈の出会い頭的なその飛距離は魅力があっても コースマネジメントでの方向性やセカンドショットでのスウィングへの悪影響、 何分にもスコアアップに直接効果が現われなくては超長尺も一過性の事と判断されます。 クラブの長さに消費者が踊らされ 過ぎ去ったブームのひとつに過ぎない事は反省の材料で申し訳けのない事です。
最近流行りのドライバーはフェース素材に反発係数の高いチタン材を使い 構造上のトランポリン効果でボールをより遠くへ飛ばすクラブが売れているようです したがって必然的に当店では 高反発フェース素材使用クラブのシャフトの交換依頼を受ける機会が多くなり それは消費者が購入時、シャフトフレックスを選択する時 フレックス表示より実際は随分軟らかい内容のシャフトが装着されている場合が多く見受けられる事が原因のようです。 メーカーの言い分はフェースとボールの接触する時間、スピン量が従来の素材と違い フェースアングルやロフトアングルから予測する球離れ時のボールコントロールから シャフトのフレックスも以前のカテゴリーよりフェース素材の変更、進歩にともない フレックスも規則的にフローさせ表記する硬さよりも軟らかめの内容で仕上げてあるとの事のようですが 当店もその理由を充分理解した上で “ある程度軟らかいシャフト”を勧めるポイントは心得たリシャフトは致しますが “軟らか過ぎるシャフト”が装着されている場合があまりに多く消費者が迷い、困る原因がそこに有る事を今後考えて記してみようと思います。