7月29日(月)

 NO,072(店頭での会話 誤解と説明 その十

 


 
そこで問題となってくるのはロフトやライアングルをどうして正確に測定するのか それがポイントです 少なくとも現状より若干アングルを動かす事によってパターの調子が良くなったり せっかく買ったパターを“おしゃか”にする事は半減する筈です では前回までの日報ノートを読まれた方が実際アングルを変えようとした時 御自分のパターをよくご覧頂いて ロフトアングルを変えるとネックの形状はどうなるか?ソールとフェース面の成す角度はソールを削り落とさない限り変化しないのでネックのどの部分を捻り動かせば気にいったアングルに落ち着くのか?しかも座りが良いパターは落ち付かないパターとどの部分が違うのか?クランクネックはどこで動かせば構えてしっくりするのか?ボールポジションをプレーヤーにあわせてセットアップをしやすくするには?テイクバックの直前にフォワードプレスするプレーヤーにはどれくらいロフトをネカセルべきか?プログレッションが多い、少ない事に対しての対応はどう捻ればよいのか?・・・次々に心配するデリケートな部分が作業上発生します。捻る部分、箇所 見た目、座り 実際の転がり、ラインの出具合 すべてをプレーヤーに満足いただく為先ず原型の測定が基本ではないでしょうか パターだからと上手く一度で捻り、出来上がればよいのでしょうが当店でも いつも一度でOKは決して頂けません。他店で二度、三度と行ったり、戻したり(アングルを捻り、戻し)している内に本来デザインされた原型は既に無く 当店に持ち込まれた時には全くパターの機能を成さないアングルで使われていたものもありました 作業していて元のアングル、数値が紙にメモされる事無く 変なネック形状でロフトが付いていたり 普通には構えて打てない素振り用のパターと思えるアングルになっていたりで 誰しも二度と元の形には戻せない(動かす箇所は一箇所でも、動く部分が一箇所ではない為)難しい作業がパターのチューンにはあると思います そこで条件の第一にせめて現状の数値測定ではないかと当店では考えます ただ残念な事に この業界に当店店主が かねがね訴える測定器の不備はアイアンやウッド用が殆どのお店で “測定できない測定器”が備えられている現実と 況してパタを測定する器材を皆さんは先ずご覧になれない状況なのです それはパターを計る事は簡単そうで実はクラブの中身、理論が判っていなければ計っても説明がつかないクラブの機能を理解する最初で入り口でもあるのです もし行かれた先の店で買おうとするパターのロフト計測を依頼された時 どんな器材で如何計られたか いずれ何かの機会で記しますが それがお店の技術力や知識、勉強度合いを知る大切な指針になる事だと思い考えます。