8月12日(月)

 NO,074(誤解と説明の紐解く シリーズ2)

 


 
最近のクラブが飛びを重視するばかりに フェースの反発係数がプロを対象に また期限付きでアマチュアも対象に ルール上の規制が施されようとしていました しかし結局はUSGAと R&Aが最終的な決定を日本のメーカー、 一般アマチュアプレーヤーに朗報となる結果を出した様子です。(英米時間 0286日付けで発表されました) これで後暫くの間 “使ってはいけなくなったかもしれなかった 規制に掛かる程ボールがよく飛ぶフェースの装着されているクラブ”の購入に躊躇っていた方々には喜ばしい事であり この業界にとっては よい販売促進になってくるものと内心喜んでいる人達が多く存在し始めるのでしょう
 昔私が問屋に勤めておりました当時 あるボールメーカーが製品の公認球申請のテストで「ボールの打ち出し初速」の規制値が最大許容量を若干上まわり R&Aより公認球を取り消された時 日本国内では 記字発表の直後からそのボール銘柄は既に店頭から売り切れて 反対に返品の依頼にむかう先の店々から追加の注文が殺到しました。 数ヤード前へ、少しの確率で飛びやすいボールが、混ざって生産されているだろう筈の確認がされただけの試験で 結果不合格と知ると 一般消費者には “飛ぶボール”が店頭で売っているうちに我先にと買いにはしった行動パターンだったのです
 確かに距離が出ることはゴルファーにとって永遠の夢、希望と思います セカンドショットやショートホールの第一打で打つ番手が小さく 楽なクラブで打てる事を誰しも否定はしません。しかしキャッチコピーでボールやドライバーが今の生産技術を用いて進化した結果 だれが打っても どの様なタイプの人が打っても 少々下手な人が打っても 空振りさえしなければ飛躍的に距離が伸びるかのように受け止めてしまうのは 総てが宣伝広告の巧さではないかと思います。
 例えばボールは年間を通じて 春先や秋口のトップシーズン以前から使い始め 夏の暑さ、冬の寒さの時季によってアイアンショットのスピン量やコントロール性、弾道の高低を吟味し それにも増してアプローチショットの転がり具合、止まり具合を芝の状態と比較してヘッドの入れ方を腕に焼きつけ そして最後になって ドライバーショットに最長の距離と、良い打感が味わえる銘柄を決定 選ぶべきでしょう
  コースに出るたび毎に銘柄を変え 新製品をスリーブ箱ごとに打ち比べるのも1つの選択肢かもしれません が 飛びだけを重視する為にアイアンショットやアプローチで案外苦戦をされているかもしれませんし一定のストロークで銘柄毎に転がり、止まり具合をテスト検証することも大切な情報だと考えます そういう点では週刊誌や月刊誌の「ゴルフボールの試用、打感、実測データ利用度」は少しのポイントアップになるでしょう