3月4日(火)

NO,217シャフト曲がっていると プロゴルファーの直感

 


 
東京のゴルフ用品展示会は参加、出展し一先ず大成功でした 三日間の会期に 当ブースが目当てにする来場者、ターゲットは 数年前から開催される金、土、日曜日の元々初日、金曜日のバイヤースデイだけでありました ファミリー層が多い例年の日曜日こそ 今回のフェアは 天候不順で客数は激減しましたが 初日から一般客の入場を可能にした事と今年、本来の目的は 玄人の機材買い付け以外に 一般消費者が「シャフトの曲がり」を間近に見て如何驚かれるか? これに尽きる事で 大反響のうち三日間は無事終了したのです 
「ウワァー 曲がっている」「ナニ?これっ」「酷いねー」と、驚きと溜め息が交互に聞かれます 玄人のIDをぶら下げていても異口同音におっしゃいますし 熱心に見入る方々の中には
「ここまでやって立派ですよ 誰がやるか? 実は不満に思っていても誰も言いだせない事を・・・ 是非がんばって下さい 応援します!」と激励されました
実際、少々インパクトが強すぎたかもしれません が、小綺麗なブースばかりで芸がない内容より これくらいの訴求、すべて正直にデモ、アピールするのが展示会ではないでしょうか
 会場内、数あるシャフトメーカーの人が 曲がり試験機を遠目には御覧になっていたか?IDを裏向けてデモ説明を聞いていたか?どうかは知りませんが 唯一「当社のシャフトを計測して下さい」と1本手に持って来られたグラファイトシャフトの業者さんは これから当店と御縁があり 将来有望なシャフトメーカー工場と直感しました 
最近の日報ノートに度々、名指しで記したメーカー名を
「メーカー名をズバリ出して良いんですか? 随分思い切った内容ですね」と 忠告とも受け取れる話を頂戴しております しかし事実は事実、ありのままの真実です。 私は未だ決して間違ってはいない考えを訴える事がゴルフフェアで実行できたと思います

実際に曲がっているシャフトが 球筋や感覚に影響する問題を解明する為 サンプルアイアンを試す機会は 幸運にも朝一番から巡ってきました 日報ノートNo216 シャフトは曲がっているシリーズ 実地検証 で説明した#6アイアン4本と 新たに用意した#5アイアンの3本(曲がり具合の内容は 今はマル秘)を 大阪からフェア会場に持ち込んでいました 試打をお願いした相手は かねてよりお付き合いがあり店主が懇意にして頂いてる倉本昌弘プロです 概要を伝えると気さくに「良いですよ 打ちましょう」と夕方 所用を終えられ お帰りになるまでの間に 会場内での試打をお願いできました 場所は“ブリヂストン社 貸切の試打ネット施設”、機械のように正確に打って頂け しかも生の声をリアルタイムに聞ける条件が この会場内にすべて揃ったのです
それも一本あたり たった3球平均で 生の意見を打球の直後、直感で言葉にして評価いただけました
その直後の会話
店主「コメントの内容は 全て予測どおり 百点満点でお見事です」
プロ「試打ネットで良かったんじゃないですか? アウトドア(飛ぶところ)で球を打つと 次は勝手に身体が反応、修正して生の声じゃなくなるかも・・・」
と 御自身の評価に間違いなかった事に満足されながら 冷静にも曲がったシャフトが出回っている事の重大さに 御自身の意見を付け加え 曲がり方向との整合性をすべて言い当てていただけました そうです
 
倉本昌弘プロはすべて“目隠し”で 曲がった方向の順を ランダムに打った訳ですが シャフトの曲がっている方向(12、3、6、9時方向に曲がりの頂点をもった)を 事前に我々スタッフは物理的にヘッドの動きを予測、その感覚として発せられるだろうと考えられる言葉で きっちり言い当てているのです
 
    リーディングエッジから入る、ヒールがツッかかるフックしている?スライス回転する、ヘッドが先に当たる、当たる前に違う動きがある・・・・ シャフトの曲がった頂点の位置、撓りトゥダウンする方向からスウィングすれば 容易に想像できる言葉の数々です
しかも この#6アイアンは メーカーが公差内の「良品とする規格品」で 測定値は不合格品の“1/3〜1/2”の曲がり(当店での測定数値上)を装着しています 皆さんが御使いのシャフトは これ等の約2、3倍曲がっていても 良品として出荷されているのが事実です!
  
※この数値上の良品扱い、不良品扱いとなる問題に関しては後日片手落ちで重大な逃げ道がある事を 日報ノートで記事にしてみようと思います

世間でプロゴルファーとして活躍している方々が(変えたくなくても変えないといけない)契約先の要望もあり 新製品のアイアンセット、1本のクラブとして当然 最新型のヘッドも然る事ながら 銘柄、硬さは同じ物で 新たにシャフトも代え 新しいシーズンを迎えると 全く去年の調子を期待できないスランプに陥る場合が結構あると思います 機械みたいに正確に打てる方々だけに 以前使っていたクラブの癖、その一つがスパインであり、去年のセットが合っていても、いなくても ロフト、ライアングルが去年と揃っていても、いなくても ネックに異物が入っていても、いなくても・・・・ズバリ!シャフトが曲がっていても・・・ 前回の説、日報No171 たった3点のパーツが・・・ で、全くお話にならない状況が考えられます 
恐らく彼等は プレッシャーを感じない時、自らの打ち方に少々の不安など一切存在しません そんな時 #5のシャフトがアッチに頂点、#6のシャフトはこっちに曲がって #7は真っ直ぐ・・・だった去年のクラブは 一球打てば感覚で分かるのです ところが同じイメージで打つと球筋、飛ぶ方向が違う・・・ クラブは3点の部材で出来あがっていますが それぞれに個体差があり それぞれに癖や偏りがある筈です しかしシャフトは真っ直ぐであり 硬さや重さ、スパインやウエイトポイント、ベンドポイントや外径の太さや ステップ位置に 去年のシャフトと若干の違いが存在するのです しかし 曲がっているシャフトが番手を追って バラバラに着いていると・・・ まったく合わない“同じシャフト”を見過ごし ヘッドのアングルやデザイン、グリップの銘柄や 太さに目が向く事が大半でしょう だからと言ってシャフトの銘柄を変えたところで 番手を追ってシャフトが真っ直ぐでなければ どっちにしてもヘッドの重心位置関係からイレギュラーな撓り、挙動をしても当然で 去年ほどに調子は元に戻らず ひたすら新しいクラブセットを すべての番手、打って覚える事に専念する事になるのではないでしょうか 

 ※     今後予定ではギャレーヂ主催の「曲がったシャフトの試打会」を開催します 今のところ時間、場所は未定ですが 決まればWEBで訴求します その結果、皆さんからの試打評価情報を 詳しく今後の日報ノートで紹介しますが 只今8番アイアンも4本様々に曲がった方向に装着、用意しているところです 乞うご期待!