2月5日(木)

NO,226一般的なクラブフィッティング

 

 今年の用品展示会は 2月20日から東京ビッグサイトで催されます
今年、当ゴルフギャレーヂは出展しません 去年の販促成果からすれば、また百年に一度と言われる程の 不安な経済情勢からすれば 私共程度の“小商い”に係わる あらゆる条件からして「出展しない」という結論は 妥当な考えではないかと思います  
ジャパンゴルフフェアは“日本のゴルフの活性化を最大の目標としつつ、さらに国際性を追求し、アジアを代表するインターナショナルなゴルフショーを目指す”と概要が堂々と記されていますが ビッグサイト程の大規模な会場で しのぎを削る国内のメーカーが所詮「ゴルフ用品界の御祭り行事」に 景気の先行きが見えない経済下で ゴルフ産業、業界メーカーが生き残りをかけて 果たして如何云う成果、結果が将来に現れるのでしょうか? 毎年の事とはいえ 出展業者側にとって出展する為の経費面で かなり高額な費用を必要とします 一年間で見合う分フォローできれば宜しいのですが・・・ すねた考え方では 商品の購入時に一部、宣伝広告費用としての上乗せがあれば 何が目的のショーか? それすら出展する意味がありません 
大手のメーカーが装飾専門家の下 素晴らしく綺麗にデコレーションされた巨大ブースを構え 最新型のクラブを飾り 所属のプロゴルファーや キャンギャルを雇って消費者に魅せつける時は さぞかしどんなクラブでも 真っすぐ良く飛びそうですが 果たして店頭での販売時 どれほどクラブの真価が問われ、フィットした内容がプレーヤー自身購入できる業界なのか・・・? 私の疑問は尽きません 
 会場内は 去年に比べ 圧倒的にゴルフシュミレーターを使った「バーチャルゴルフ」のブースが多く出展される様子です「近、安、楽」をモットーのゴルフが 手頃感な時代となり巷には バブル時期を思い返す一時のブームのように 小脇にゴルフクラブを抱えて歩く子供や女性が 練習場やコース以外でも溢れ賑わう事を期待できるかもしれません こう云ったゴルフシュミレーターを使って クラブのフィッティングを勧める メーカー直営の店で行われているシャフト、クラブ選びが 最近トレンドにもなっています 
そう云った傾向から 展示会の目玉、2009年の新企画として 大手メーカー7社による「クラブフィッティングストリート」も催され“先進のフィッティングを実体験”でき 一般の消費者は楽しいずくめの会場となるようです が、そこにはフィッティングを受ける 数多くの方の傍らで小耳を立て聞いていて“思わぬ落とし穴”が潜む怖さを「私自身が実体験」しそうで 今から消費者側にとって“適切なクラブ選びのサンプル”は まことしやかに企画された恐怖の「フィッティング体験コーナー」であるかも知りません
 それは数年前 私共ギャレーヂで シャフトフィッティングをさせて頂き 手持ちのアイアンセットを NS950GH(九十数g)のシャフトから ダイナライトゴールドRフレックス(百十数g)にリシャフト作業し それ以降は好調にゴルフを楽しんで頂いていた あるクライアントからの相談でした 
御自分のゴルフスタイルの変化や 違ったヘッドの綺麗さ、憧れ 今までとゴルフへのスタンスが 違ってきた要望から 先日ある大手のメーカー本店で「ゴルフクラブのフィッティング」を受け、別注アイアンセットを お作りになった男性が当店に来場された時のお話です

客「実はアイアンセット 作ったんですが フィッターと話の結果 スウィングバランスは D-1.0で作りましょう シャフトはダイナミックゴールドR-300で」
と決まっていた筈の オーダークラブが完成時 

客「バランスが D-0だったんですね アレッ?と言ったら 大丈夫。何時でも1ポイント増やしますから これでOKって 言われたんですけれど」と仰います

店主「フィッティングしたんでしょ その時R-300、D−1.0でって フィッターの方言っててですか?」

客「
フィッティングは期待していたのですが フィッターとお話ししているうちに残念ながら期待していた程 クラブに対する知識をお持ちでないような印象を受け少し怪しく感じていたのですが それでも“日本のトップブランド”と信じて注文し 先日アイアンを受け取りました スペック表に“バランスD0”と書いてあるのに驚き『D‐1.0の筈では』と申し上げたのですが担当者は『大丈夫です 軽ければ調整できるから』との回答 ○×△もアマチュアを舐めているのかと失望しつつも“専門家がそう言うのだからこれでよいのかもしれない“と思い直し 先日ラウンドで使用してきました 確かに感触としては悪くはありません しかし私の体力ではダイナミックゴールドは重すぎるでしょう その意味では私がダイナミックゴールドを使うことを前提とすれば バランスとしてはD0が合っているのかもしれません しかしギャレーヂで『ダイナライトゴールド D1』との完璧なフィッティングを その当時していただいておりますので どうしても不信感を拭えないのです 単に私が神経質過ぎるだけかもしれませんが そう感じてしまっています」

と言う お話が総てです

なぜか御本人、私も“全く納得が出来ない可笑しなフィッテング?”であります
疑心暗鬼で 挙句は可笑しな事がまかり通って 妙に納得されられる・・・ コレって変ですよね
その後、ご希望で「クラブの診断、スペック測定」をすべてしましたが やはりバランスはD
-0を出るか、出ないかで推移しています ネックの異物もフンダンに入っています 一部番手では ネックのシャフト挿入孔の際まで何か詰められていますから これ以上バランスを増やすには ネックの縁以上に詰め込まなければいけません そう言った内容まで 店頭のフィッターは頭にあるのでしょうか? 一体このフィッターがやった“フィッティングとは”どのようなマニュアルがあるか分かりませんが 聞いたところ
先ずゲージの中で シャフトはNS950GHを数球打って ハイ次にコレッと渡されたダイナミックゴールドシャフトで その後打球は数球のうちで決まったとの事でした
コレには つい突っ込んでしまいましたが 

 
@  ストレッチでもしました?

 
A  手袋はめました? 

 
B  靴は革靴のままでした? 

 
C  画面見ていたままで 貴方のスウィング見てました?

 
D  選定する時間はモノの数分でした? 

が すべて図星の返答だった事は 読者はもうお分かりと思います

この続きは 次回です