1月19日(土)

 NO,045 (申し訳けの無い酷いお話しそのF

 

 年が明けて 先日来られたお客様のお話しです。アイアンのフルチューンナップとウッドの1番をオーダーに来店されました。来場された経緯やプロフィールを聴かせていただく問診の内に 以前 あるチューンナップショップでシャフトを交換された時の経験談を聴かせていただいて 店主の率直な反省 申し訳のない気持を今回は記します。
 結構その方は専門誌や話題の本を読まれて またネットサーファーであり 自分にあったシャフトを探してかねがね検討されていた様子でした いよいよ「コレだ!」と御自分なりに決まれば後は「値段が出来るだけ安ければ…」と パソコンを駆使されて あるチューンナップショップに電話をされたそうです。 数ある「値段で勝負!」のショップの内 確かに同じそのシャフトが一番安い価格を打ち出していた店です かといって今までの蓄えた知識がすぐに決断を許しません。その方はアマチュアなりに勉強された今までのチューンナップ理論や組み立て、 クラブ学を お店側が御自分の要望に どの様に対応してもらえるかを 直にいろいろ聴かれた その時の内容です。
 「スパインアライメントはどう考えて装着しますか?」の問いに お店の方は「はァ?」と絶句状態になられたようでした そこでアマチュアがお店の方に延々とシャフトのスパイン、装着方法によっての影響、以前の球筋、リシャフト後の要望を説明されたそうです。 プロであるお店側の知識の中に“スパイン”という言葉がなく しかもアライメントすれば最適な球筋を得られる法則を採り入れる技法をショップ側は知らなかったのです 不安げになりはしたものの「うちはシャフトメーカーのマニュアルどうりにくっ付けております!」の言葉と “やっぱ値段でしょ”に押し切られ リシャフトを注文に出されたのが今日まで使われていたウッドの#1 右方向には何故か良く飛ぶクラブです。
もう少し詳しく聴くと 「オリジナルのRシャフトだった頃 少し軟らかいのでは?」といろいろ“考えた結果 あのシャフトのSがいい筈”と 御自分なりに研究され先程のようなお店でリシャフトをされたのです かといって以前の振動数やトルク、センターフレックスやバランスをお店側はチャートもせず単に注文のシャフトが 「くっ着きました!」と出来あがってくるのですから 御自分の発注、決断に リシャフト後は 良く飛ぼうが曲がろうが責任の持って行き場は他に無いんだと 右へ右へ飛ばしては困っていたという事です。
 私 思いますがせめて受注に際しては 少々のコミュニケーションを持ってどんな要望でシャフトを交換されるユーザーかを問い 装着技法の勉強を素人の方以上に勉強されているショップであったならば リシャフトでお客様が喜ぶ距離、方向が買って頂け満足されただろうし また距離、方向を求めてユーザーは研究し、捜し求めては楽しんでいるのですから その要望に店側が上手く答えられれば値段を超安くしなくても お店は商売をさせて頂けるのに 「もう絶対リシャフトなんかしない!」と チューンナップへの意識が不評 悪評を招き ユーザーもお店も お互いに「幸せ」になれないで困り果てる将来より  「チューンナップしてクラブがよみがえる 良いお店があってネ…」と評判を上げ 次々にお客様を紹介頂ける事があるくらいだと今後 是非考えるべきだと思うのです。 この業界に ライセンスや何か資格制度を採り入れないと 消費者が行かれる先々の店側の技術力によっては 申し訳け無く思う気持が現実に有り過ぎる事に 当店 店主もまだまだ努力、精進、勉強を怠り無くしていかなければと考えます。