9月6日(水)

NO,232久しぶりにメディアに登場です

 

 先日、当店とは長く取引して頂いている 兵庫県神崎郡市川町にある 鍛造工場の老舗、名門 共栄ゴルフ工業株式会社 社長 坂本敬祐氏から 夕方一本の電話が入りました
「一寸したお願いがあるんですが 明日夕方 当社(共栄ゴルフ)の取材があり 鍛造アイアンヘッドの製造工程をビデオ撮りし ローカルですが一ヶ月CMがてら流れます そのヘッドの取り扱い店で ギャレーヂさんを紹介したい・・・」 と ベンチャラあっての出演依頼を受けました どんなローカル放送か分かりませんが 取引先のたつての願いに
「急な話やけど 他に綺麗な扱い店があるんちゃう?」 と 思いながら考え入ると 次々と近所の綺麗な大型店が浮かんできます 
彼に 「何処、其処は 綺麗でエエンちゃう?」 と 言っても
「あそこ、ココ、はヘッドを置いていないし」 だの 「お願いしても とても無理で、頼めない、」の・・・ 
彼の知りえる範疇で 「今日の明日では ギャレーヂしか」 と 懇願され 確かに
「今日の明日では仕方が無いか・・・」 と “店主自らの取材は 一切お断りヨ!”と 言いながら、場所(陳列棚やショップの全景)をお貸しする 
“ 貸しスタジオ” ならぬ “貸しショップ、クラブ工房”であればOK、 唯一の条件は 貴方(坂本社長) がカメラクルーより先回りして 普段ウッドヘッドを置いているギャレーヂの棚イッパイに アイアンヘッドを置いても構わないから 自分で勝手に入れ替え 自分が元通りにして帰れば良いよ、と  
「でも店主の登場は一切無し」と約束のうえ承諾し なんで前々から段取良く 取材する店を決めて無かったのか と 「しっかりせーよ」 の世話焼き親父の性分と これも何かのかたちでゴルフ工房、クラフト業界の一助になれば・・・と、同時に思い 翌日の夕方を迎えた時の状況です

 先回りして彼が自社商品をイッパイ 店内に搬入だけは し終えたと同時に 「こんばんは」 と レポーターの女性、カメラ、音声、プロデューサーと クルー四人組みが到着です
棚には いつものウッドヘッド類がそのままで ビデオ撮りには片付けや 予定のアイアンヘッドとの入れ替えはまったく出来ていません
キャディーバッグを並べて その中に自社製品をアピールしようとした魂胆が 少しだけ用意出来だした時 撮影の手順こそ彼からは聞いていませんでしたが その内プロデューサーが何やら私に紙に書かれた原稿を見せながら
「レポーターが ◎×△ですか? と こう聞くので 店主さんは この場所から登場し ◇○□です、と答えて下さい」 と やおら指図するではありませんか!
「一寸待って 私しゃ出ないけど・・・」 とプロデューサーに言いながら 坂本社長を探すと 店の対角線の隅っこの方から コッチを向いて手を合わせ ペコペコ盛んに拝んでいる彼の姿がありました
プロデューサーは続けて言います
「そうしたら アイアンの値段を 1本¥36,000、と返答して」 との指図
そりゃ1本 確かに¥36,000、 かも知れないが 持ち込まれただけで 中味を詳しく知らないし 言われた数字がそうでも・・・ 私しゃ画面に出たくはないけど・・・ が 出れば指図だけで 中味を知らずに¥36,000、と言え、だと・・・? 
血圧は徐々に上がり始め 脈も大きく荒れていたと 自分で気付いてはいましたが
“ココで彼に憤慨し 真っ赤な顔をして怒っても大人気ない・・・” 私の脳裏に 彼への呆れた気持ちと この際一言、二言で済むのなら、と 少しはカメラを意識せざるを得ない 妙な緊張で 気持ちが揺らいでいました が
「チョット!坂本社長 話がチャウやん」 と大きな声で一言 すると さっきと同じ隅っこから コッチを向いて手を合わせ やっぱりペコペコ盛んに拝んでいる彼の姿がありました

  考えると ビデオクルー達は ごく普通に問題なく アッサリと筋書きどおりの撮影が出来ると思って来ているのでしょう  今、私が一人 向きになって出演を拒んだり 台詞を言わなかったりしてクルーを困らせる事、 坂本社長を膝元に呼びつけて怒鳴り散らす事、 それだけはするべきじゃない と考えられたのは 鍛造製法の紹介ビデオの一端に加われた名誉?と思う 晴れがましい思いで 今日は言われるままにやってみようか しかし・・・
「それくらいは じゃあ言うわ しかしナァ」 と 言ったのは
原稿の続きがあるのです! 先ほど見せられ 指図を受けたのは一言聞かれ 一言返す その続きが 指図がましく書かれています
皆さんもご存知か? とは思いますが そうなったら実はこの私、人から言われて性格上 その通り出来る性分ではありません
「現実は そうじゃないから こうだ、ああだ」 と理由をつけ プロデューサーを何とかを言い含め
「分かりました じゃあ後はお任せして」 と 残る筋書き台詞は にわか“ギャレーヂ店主兼ディレクター” の頭の中で アドリブ進行が完成です

 ご覧になりたければ その内容は9月中
 
http://eonet.jp/eohikari-ch/japantech/  です

 私が今回 改めて感じた事 先日初めて画面を見ると リポーターとは 「最初〜¥36,000、」 までしか決められた台詞は無く 後はすべて筋書きどおりではなく 私のアドリブで収録された訳ですが 自分ながら 上手く喋れたのでは・・・と 思います が、しかし 仮に「技術立国日本 共栄ゴルフ工業 精密さを追求した鍛造アイアン」 の タイトルではなく 「技術立国日本 共栄ゴルフ工業 精密さを追求した鍛造アイアンクラブの出来映えでは?」 と 続くタイトルで映像が見れるようなら 台詞の第一番に
「職人が手間をかけ ヘッドの出来映え、品質がどれだけ良くても クラフトマンが、如何、真面目に組み上げたか?が 大切です シャフトも然り、グリップも然りで くっ付けただけのプラモデル的なクラブでは 鍛造ヘッドの製造元 飛びや直進性の研究を重ねたシャフト製造元 緩まず滑らない研究を重ねたグリップの製造元は 現場のクラフトマン次第で まったく良い評価をされずに 消え去る事になるのです」 と 言える撮影でしたら 他にも私は台詞を見ずに 一時間でも 二時間でも 喋り続けたいと思います

 むかしラジオで  青芝フックさんがパーソナリティーを務める「青芝フックのゴルフスクランブル〜」 と銘打った番組がありました その番組ゲストに 数ヶ月に一度、週二日にわたり出演させて頂いた時期がありました タイトルは “クラブのお勉強” です ある時はスウィングバランス理論の勉強、ある時はクラブ選びのポイント、ある時はクラブの形状、形の変遷や歴史 自分に合ったクラブの選び方 等など・・・ 実に上手く 私の説明したいポイント、筋書きを 聞き出していただき 15分ほどの番組で ♪チャンチャン♪ と終えられます 挙句は良くないクラブ、合わないクラブ、直ぐに人気が無くなった理由 等など・・・ 放送コードぎりぎりの表現まで交えて 会話調の進行ながら いろいろ聞き出して頂けました が、それはまったく台詞の打ち合わせや 台本も一切無く 世間話しの途中から 知らない間に 本番の録音へ実に上手く移行していった パーソナリティー フックさんの聡明さ プロらしさが感じられる収録現場でありました
かなりの長寿番組でもありましたが それも終了した後、ある
プロデューサーが “ゴルフクラブの薀蓄を聞いてみたい” と あるテレビ局に私を紹介頂けて 目をつけかけて頂いたようですが 結局 番組のスポンサーが付かず 話は終わったようです

 最近 他所様の さまざまなブログやHPに 日報 とやら 独り言 のタイトルが多く見受けられます

 このクラフト業界において 念願の面白い動きも見られる様相です

 来年の用品展示会に 新しいアングル測定器を お披露目します

 ニュースはたくさん たくさんありますので ぼちぼち ズバッと 言いたい事を書こうかと思います