12月31日(月)

 NO,043 (店主の悩み&来年への抱負)

 

 随分多くのゴルフクラブを今年も見て勉強し研究して参りました。
世間でよく売れているもの、第一線のプロが使っているのと同じ数量限定品、量産品でゴルフを始めたばかりの初心の方に売っているタイプ、何年も前の古いモデル、あまり見る事の無いめずらしいモデル、他店の別注・オーダー品など ありとあらゆるクラブが当店に持ち込まれチューンナップやリペアーの依頼を頂戴し仕事に探求に励んだ一年が終わり来年は当店
も開業十周年を迎え ひとつの節目の年になります。
 リペアーは故障した部分を直さないと球を打つ事が出来ないし 元の状態に直してクラブの機能を最低限取り戻す当然の処置に過ぎないのですが チューンナップは使用される方が購入後、そのままでは飽き足らず クラブの機能を最低限必要とする内容から より自身の腕、技量にあったクラブへと改良する事の相乗効果をもって クラブがその機能を最大限発揮し 結果それを使うプレーヤーに素晴らしい感触のインパクト、スピン量、コントロールでターゲットにボールを運びスコアメイクの恩恵を与える仕事と言う訳です。
 ところがよくお客様からアイアンセットのチューンナップ後「素晴らしく良くなったヨ」とあり難い評価を頂くにつけ思うには 当方が仕事として特別なレベル以上の事をやってるんじゃなく 大半はアングルがバラバラな分、ピッチだけでもまず合わせて…ネックのアジャスト鉛を掃除して…グリップが売り物のままじゃ細すぎるので…等々の最低限に過ぎない 消費者にすればたとえ幾らかの費用を出してクラブを買っても本当はそのままではボールが真っ直ぐ満足に飛ばないクラブセットで狙い飛ばそうとしている本当は売る側に大きな落ち度がある 実は申し訳のない酷い業界の一端で商売をしているに過ぎない自分が少しばかり気弱になったり 以前までA社のRフレックスを使って軟らか過ぎたので 前回にB社のSフレックスを買ったら物凄く硬すぎたなんて言う経験があったので 今回はC社のRSフレックスを買い使ってはいても 実は最初のA社のRフレックスよりどうも軟らかくて振りやすいのは年齢的なものなのか?と 妙な硬さの判断基準が必要な現状ではシャフトの“硬さ”に規格、基準やひとつのメーカー内でも統一性がない いい加減な業界だと説明したりして この業界の至らない部分を自ら暴露している事が情けなく思えたりで 実に気苦労が多いことばかりだった様です。
 様々な現実を踏まえ 消費者に、この業界人に、少しでもベストなクラブフィッティングやクラブ製作を促す為、業界のシステム作り、規格統一を勧める為にも店主が微力ながら訴えていきたいと考えております。 「店主の日報ノート&独り言」は様々な内容で次回からも出来る限り毎週一回ペース 月に4回くらいは更新していくつもりですので2002年もよろしくお願い申し上げます。