1月1日(日)

NO,237とんでもない説法と売り上げ至上主義の現実

 

 ある方、Sさん として ある店、に 行かれた時の事を聞いたまま その通りに伝えます
そのSさんは 1年半ほど前から当店のクライアントで 始めての来場はウッドクラブを ご近所で人気のある 某メーカー最新タイプにリシャフトされた直後から 何故か振り難い? 何故か飛ばない? しばらく使っている時 一体どうなってるの? と、単なる疑問から 偶然に来場されたのが付き合いの始まりでした 
チューン(手直し程度)の結果 持ち込み時のバランスが
D9.0という トレーニング用のようなドライバーを D2.2に下げ オープン3.5度という ずいぶん右に向いたフェースで 球を真っ直ぐ遠くに飛ばそうと 必死になってらっしゃった無我夢中のSさんが 現実を知り、その結果チューンの大切さはもとより 店によって作業技術 レベルの差を実感され 貴重な生の声を聞かせて頂ける リシャフト被害の体験者でもあり 度々来場頂け お話する相手にもなりました
来場いただいた直後からウッドの調子は良くなり 機嫌よくゴルフを楽しまれていたようですが アイアンに関しては 何をお使いで 調子がどうかは聞く事も無く ウッド(ドライバー)だけの情報を頂けたのですが ここしばらくの間に アイアンの調子が可笑しくなり トップ球が多く出る悩み事を解消しようと その、とある店、G店(ゴルフショップのG)としておきますが 行かれたのが 偶然通りがかった先だった というお話しの内容です
店員さんに言ったそうです

 Sさん 「最近トップ球が多くて悩んでるんだけど・・・」

 店員 「そうですか コッチで球を打って下さい カメラで写真を撮りましょう」

 Sさんは 店員に従い 鳥かご(室内用打球ネット)で球を打ったらしく “瞬時にして” 記念写真を撮ってもらったそうです その画像を見るや否や

 店員 「ホラ こんなにトゥが地面にくっ付いて ヒールはずいぶん浮いていますよ!」

 Sさん 「ホンマやなァ」

 店員 「ライ角度が合っていませんねェ シャフトがトゥダウンし過ぎですから 貴方のアイアンでは #7のライ角度は65.5度でないと合っていませんよ」

 Sさん 「・・・・・?」

 店員 「ライ角度が御覧のとおり合っていませんから 先ずそれから合わさないと・・・ でもねェ 普通 市販品でライ角度が#7で65.5度なんぞ有りません が、用意できるのはM社で特注しか用意できないんですよネ」

 Sさん 「・・・・・・・・・・?」

 店員 「ライ角度が合っていないから トップ球が多いし 先ずは特注して クラブを作ってそれからです」

 Sさん 「・・・・・・・・・・また来るわ」

といったやり取りのようでした
それで当店来場時に聞かれた事が ライ角度がフラットだったら トップ球になるのか? という単純な質問でしたが 此方は意味が分からず聞いてみると “実は・・・” という内容です

ここで一つ目に インパクトの瞬間の(恐らくボールとフェースが大きく写っている)写真を見ると 確かに トゥが地面にくっ付いて ヒールはずいぶん浮いていた が、自分の感触としてトップ球だと手に伝わったか? 

二つ目に 右方向に飛びまくる事はあったのか? 何時もの自分の#
7のライ角度が 65.5度ではない事を確認しているのか?

三つ目に 店側が言うところの #7のライ角度が65.5度というクラブを打って写真を撮ったか?
また 打感は体験できたのか?

四つ目に 当初の試打#
7のライ角度は何度で あったのか?

五つ目に 実際その時 試打した#7のシャフトは 何が装着されていて重さや 硬さの紹介があったのか? 

六つ、七つと Sさんを 一方的に責めても仕方が無いわけで 質問は終わりましたが ナント無責任な・・・ 所詮革靴のままで 借りたクラブを ハイ打って 写真がそうですから ハイ別注?
たかが一瞬の写真を見せて 「貴方はこうです!」 と言い切るだけの説法が トップ球とライ角度に結びつける理由は 100%無縁ではないとは考えますが 次の説法は #
7のライ角度が65.5度というクラブ すなわち ウエッジであれば 差し詰め67.0度あたりでしょうか 普通の背丈であれば 考えられない数値です Sさんは もともと野球をされていた強靭な肉体の方で 今となれば面影だけであっても 決してドライバーのシャフトを バランス調整と スパイン調整と 爪楊枝のような細いグリップを 手の大きさに合わせて下巻きテープを多く巻き直しただけで 以前と違って真っ直ぐ良く飛ぶような体感をされる ゴルフの「球を打つ事」 は 少々以上分かってらっしゃる方と思います Sさんにとっても 突然ライ角度をつかれるとは思いの外・・・・
まして別注の積もりも 予定も無い方ですから 一方的なお奨めも断って 店を後にされたでしょうが これが悩み多き 何の疑いも持たないゴルファーが 藁にもすがれば 一目瞭然 具の根も出なくなってしまうのが当たり前でしょう
「特注 お願いしますヮ」 でお買い上げとなるのでしょうが・・・・ その言ったやり取りの後 当店を訪ねて来られ “実は・・・・” と聞く話や 作業をした方は今年数名から お出ででした

Sさんと違い ある経験者から やはり生の声を聞けました
昔お勤めだった その方の 工房売り上げ方針は
「売りなさい! エプロンして クラブフィッターの証書を挙げて これです!と、信用されればそれで良いから 先ず売りなさい!」 と 言われた事が切欠で その店を退職されたそうです
と過去の経験をおっしゃっていました
何とか規制できませんか? 一番の被害者は何時までも黙っていてくれませんから 常識、節度をもっている マトモナ商売先が 大変な迷惑ですから 全国の被害者に替わって 是非お願いします