1月10日(火)

NO,238No229 10/5/6の クエスチョンタイムの一番に挙手した続き)

 

 一昨年(2010年)の東京ビッグサイトの展示会二日目、土曜日、日本ゴルフ用品協会主催、R&A用具規則セミナーでの事をふり返った内容の事だった 日報ノート No 229 からの抜粋記事です

「一年前にあった 同じセミナーから 早一年 去年(2009年)の時点では 溝の規制に関して 誰もが一方的で微細な数値に拘った溝規制の内容に 商売上不安を感じ 先行きの生産量、売り上げの心配をしていたようです しかも当時は 目に見える形の検査機器や その検査方法が まだまだしっかり判明しなかったわけですが それから一年間 今年のセミナーの時期にかけては 既にR&Aが推奨する 「簡易型検査器」 を導入している工場もあるくらい 駆け足状態で 測定と適合性の決定事項を進めています 取りも直さず それはゴルフクラブを商品として扱う小売業者、ヘッドを作る工場側・現場の人々、2010年1月1日から効力を受けるプロゴルファー達、そのカテゴリーを目指す下部組織の人々、や 主催する側がJGAであれば 予選に出場する時、プロと同競技で争う “オープン競技で出場するアマチュア” が使う道具に・・・ 強いては 最も影響を受ける数が多い「一般消費者達」 に もの凄い混乱と 実際、時間的な猶予の無いまま しかも買換え需要に対して 供給量の少なさと 買い替え費用の捻出に 甚大な時間的、費用的、精神的に “迷惑を掛けられている” 殆ど英国流「言ったモン勝ち論」 が成り立っていると考えます 歴史的に 大英帝国が 植民地を世界中に広げた時期が長くありました 「ココは我々のモノだ!」的に R&A流の考え それは R&Aが世界的なゴルフ規則と ゴルフ発展の統括機関とみなし JGAが国内アマチュア 及びプロ団体の賛同も得ている団体と認める考えがあって すべてにYES 今年も一方的にセミナーを催し 溝規制の説明に終始しているのです 去年、我々の意見が彼等 R&A側に 如何伝わったかは定かではありませんが 今年も彼等は 淡々と「クラブフェースの溝の新しい規制」 について時間を費やし 上機嫌で解説し ご満悦のようでしたが 大阪から毎年セミナーに出席し 一番前のテーブルに陣取るゴルフ屋のオッサンが一人居て クエスチョンタイムの一番に挙手しました

                             この続きは次回に」

 と記してから2年弱になります その後、セミナーの続きについて その場に出席されていた方や 個人的にも ずいぶん多くの方々と お話しをする機会が有りました また「続きを書いてアップしろ」「その後セミナーでどうなった?」と督促されました
 
そんな騒々しい間に、ある方とずいぶん話し込んだ記憶があります
「なぜウッドクラブ(フェース)の反発係数を 難しい測定までして 規制しなければならないのか・・・・ COR(反発係数規制)自体は2002年頃から 言われていて その道中、R&A傘下の国々と USGA(全米ゴルフ協会)の見解が 違って喧々ごうごうとなっていたのに・・・・ 不思議ですよね 何時からかUSGAとは一本化して・・・・ きっとアメリカ側の大手メーカーにさまざまな利権が絡んでいて 直ぐには英国の言い分は呑まない 流石アメリカらしかったけど 今度はアイアンの溝の事で やっぱずいぶん難しい測定方法になって・・・・ おまけに 2011年からは溝の対応が プロはだめで その後エリートゴルファー?が2014年までで その後はだめになって 一般のアマチュアゴルファーは 2024年まで使っても良いとかで・・・・ 一時ルールは一つで ダブルスタンダートは宜しくなく 認めない!ってな事を R&AかJGAの人、セミナーで言ってたのに トリプルスタンダートとなって CORみたいに ころころ話が変わって・・・・ そもそもCORの時 当初はロフトが15.0度のウッド、って文章に書いていて リアルロフトかオリジナルロフトか? どんな測定器、測定方法で測った15.0度か?と聞こうと思っていたら 知らない間に “すべてのドライビングクラブ ” に 文言が替わっていたりして 溝規制も25.0度以上とは云うけれど 測定器の内容がハッキリしないのはオフィシャルな測定機械が無いからですかね? 結局いい加減な事いう奴ばっかりですね」 と思わず愚痴を言いました
 「もともとゴルフは 上手い人は何を使っても良く飛ぶし アイアンも上手けりゃスピン量を考えて 落としどころを狙って スコアなんかは そう変わらないと思うんですよね・・・・ 下手だったら 幾ら反発係数が高くても ほとんど芯を外して打つんだから マトモニ反発係数の恩恵を受けるのは 本一(本日一番)か、本二(二番目)だけで 偶の会心ショットがあって ゴルフは楽しい!と感じる事や アイアンだって 偶にスピンがかかって止まったり、球が落ちてからグリーンの上でバックするような事があって ゴルフが楽しいと思うんじゃないかと・・・・ 何かドッカの協会かが クラブを規制して “飛ばないように、止まらないように” するのは 一般消費者の楽しみを奪って 興醒めするんじゃないかと思うんですよ プロゴルファーや ある一定の競技者レベルの人達だけが クラブに規制を受けるのは分かるけど ゴルフを楽しむ人が多い中で 100%に近い人数の人は 一般アマチュアーですから プレーヤー全員にバサッと網をかけなくても・・・・」 と 続けました
 その方とは機会がある度にエスカレートして
「何でR&Aなり JGAは 土地の狭い日本で ややこしいクラブの規制ばかりやって ボールの規制をしないんですかねエ? 何らかの競技に出る人は 試合のランク、カテゴリーから 今の飛距離の70〜75%しか飛ばない、70〜75%しか止まらない特殊な試合用のボールを使って競技する ボールメーカーは何時でも店頭で別のラインで作った特殊なボールを作って売れば良いだけで 普段は 試合感をキープしつつ 感触を保つ為に そのボールは使っても また使わなくても良いし 競技中にクラブの内容を 陰で揶揄するより 何時もの大手メーカーが作っている 何時ものブランドのボールを 朝、競技委員から決まった数を預かり(消費した数を最後に清算、購入する) ラウンド中、マーカーに断ってから 次々下ろしていけば(卵も生めずに)相乗効果的にフェアな試合が可能になる いくら飛んでも、止まってもそれが楽しいゴルファーの数は絶対多いんですから その分売れない筈も無い・・・・ それだったら世界中のボールメーカーも納得して “飛ばないボール” を作ると思うんですが・・・・」 とも話しました
 時間が経ち 去年の同時季、同セミナー会場で午後2時から午後4時の2時間、R&Aから出席者の顔ぶれは変わらず 相変わらず議題の羅列 (
1)溝 a. 新しい溝の製品の提出物についてのコメント  b. ツアー統計データのモニタリング  c. 「製造/出荷」についてJGGAから寄せられた質問についての議論 (2)USGAとの合同エキップメントスタンダード委員会の設立について (3)ゴルフ用具規則全般について・・・・ なんぞの事を 日本ゴルフ用品協会主催で R&A用具規則セミナー と 称して開催していました 恐らくセミナーの最後には 恒例のクエスチョンタイムも少しの時間でやったのでしょう 
私は当日上京していて セミナーに出席する事無く 展示会場で挨拶まわりや ある方との商談で忙しなくしていましたが 朝一番、約束の人を待っていると そ〜と後ろから近づいてきた JGAの方が
「今年のセミナーは出席されないようですが・・・・ ドクターオットーが何故か?と寂しそうだったので・・・・」と聞かせに来られました
私は大人気なく 「出ません」 と一言 
「何故出席されませんか?」 
「バカバカしい茶番劇みたいなクエスチョンにまともな答えが無い 無駄な時間を費やしたくない」 と言い切って その場を後にしてしまったのです
 以前 日報ノートの No229 の続きを書こうにも 現場では 私の問いは “クエスチョンタイム中” に答える必要性が今は既に無く セミナー前まで 日本ゴルフ用品協会の 専門委員会や部会に出席したメーカー、工場関係先に充分話し合いが持たれている との見解が有るのだ という気配と セミナーの終盤に時
間にひっ迫した状況下で 「何を今更言うてんネン」 的な ざわついた雰囲気を感じていたのでした それは聴講する出席者、出席者の方々、考え方が「右に倣って 当たり障り無く シャンシャン終わって 無難に過ごす考え方そのもの 蔓延していた結果がそうさせた事だったと思います 
ただ思うのは 結果しか聞かされない 結果を聞きいれざるを得ない 結果はすべて正しい という考え方がこのセミナーの “クエスチョンタイム中” に 本来の手順を踏まない事実を問題視して挙手し 問うているのです
 
また、続きを記そうとしていた 一昨年のある時季、グリップのバックラインの事で ある方がJGAの見解を聞いた内容と 期せずして私が聞いた 同じ問いに対しての答えに ずいぶん違った返答内容があった事が判明したのが致命的な事でした それはグリップのバックラインについて それがルール上より 今の裁定システム上、これから先 私は如何解釈し 顧客に説明すればよ良いのか?と云う いい加減も甚だしい裁定上の見解の相違点があるのでした
詳しいい内容は割愛しますが 聞く、伝える相手によって違う見解をし、裏話まで聞ける 私には通り一遍の 駄目なものは駄目 で終わる もう一度同じ問いをFAXででもして問うた時 名前を、立場を、目的を違えれば 答えが違うならば 何の為の協会か
憤慨してこそ 何か一生懸命する気持ちで有ればこその考えと思って 彼ら独自で許認可する立場は容認できません

東京での ビッグサイト展示会出展は 今年で恐らく卒業します
パーツコンポーネントビジネス関係の出展は 年々少なくなってきていて 競合したり 見比べられるだけの賑わいが有りません
我々パーツビジネス業界人には 内容的にはとっくに過渡期であり 既に変革期でしょう 
大手でも、小規模でも良いから シャフト屋さん、ヘッド屋さん、グリップ屋さん、それだけでは有りません 下巻きテープ屋さん、接着剤屋さん、工房関連機械屋さん、冶具・工具機材屋さん等の国内、海外を問わず 専門の業者さんが 一般消費者を相手に出すブースでなく 玄人を対象とした 綺麗でなくても安い賃料で 飾りつけの要らない体育館か 公民館で催すような 来年は今までとは違う 展示会の未来を創造したいものです