1月16日(土)

NO,254   月日が経つのは早いもので・・・

 


 
月日が経つのは早いもので・・・ 去年9月、日本ゴルフ用品協会より発行、スポーツ用品公正取引協議会の監修の下 「ゴルフクラブの“スペック測定”に関するガイドライン」 と明記された小冊子が手元に届きました。 が、もともとは かなり以前の 2013年の4月1日に配られた 「日本ゴルフ用品協会製造渉外委員会」 “標準化ワーキンググループ” より 現状の各社毎の測定方法や表示方法を標準化することで 安心できる購入先や メーカーごとの比較、検討の為に 環境を整える指針が報告され、調査された対象全協会員宛の315社(店)へのアンケートの返答結果を元に ようやく発行された小冊子です。

 No 247 財団法人 日本ゴルフ協会に宛てた過去の警鐘 
 
No
248 日本ゴルフ用品協会からの案内 その後  を御覧ください

それからアンケートの結果内容を踏まえ、たたき台が考えられ会員に公示、2015年の2月ゴルフフェア会期中に公聴会も催された結果、発行される今日までには 私の考え、異論も委員の方から聴視され ある程度反映された内容となって かねがね考えるスペック測定の大切さ、フィッティングに要する思いも通じ これからのゴルフ業界にとって先々明るい方向に 何とか半歩、一歩踏み出せた内容と思う “ガイドライン”  が 日本ゴルフ用品協会員 全員宛に配布された嬉しい事実と思います。
抜粋資料として御覧頂きたい箇所です

また全文詳しく資料を御覧なりたい方はコチラから御覧ください

内容は御覧の通りで まず項目のT,からスペック測定上、最も基本となる「ライ角測定基準」に関するガイドラインから順に説明され始めています これは日報ノートでも度々指摘しているように

No 252 コピー品はシャフトやヘッドだけにあらず  を参照ください 

クラブのスペックの基本となる一番重要な順は ウッド系クラブ、アイアン系クラブの “ライ角度測定” がきっちり正確に測定できなければ続いて順に記された ロフト角測定、フェース角測定、フェースプログレッション測定がすべていい加減な数値となってしまい ガイドラインの意味が消滅してしまう危険性が考えられます。

 そこで最も重要なポイントは 日本ゴルフ用品協会が ライ角度、ロフト角度は測定時に於いてウッド系クラブ、アイアン系クラブ、どちらも「シャフト軸線を基準とする」と明記し 協会がクラブのスペック測定時、再確認された点です 
再三記してきたように ギャレーヂ製測定器と これまで在った測定器と称される調整器や 当店機材を コピー化した測定器との決定的な違いは
 
シャフト軸基準で測定できるのは 日本国内、アメリカ特許を有する ギャレーヂ製アングル測定機しか存在しません。
これまでのいい加減な機材では シャフト軸線を確実にチャッキングできず 同じヘッドでもシャフトが違うとライ角度、ロフト角度、フェース角度、フェースプログレッション値が違い混乱を招く材料でした。 
いい加減な機材では 物理的、機械的にシャフトの違いや 同じシャフトでもステップの位置関係で実際ライ角、ロフト角度の測定数値に相違が発生します。
 例えば リシャフトしたウッドをキッチリ測定すると シャフト挿入孔のφの違いや シャフト軸装着方向の違いで当初に比べよりいい加減に測定され、既存アイアンの測定時には 番手によって測定結果はシャフト端面にゲージが当たるため バラバラの結果に測定、評価される危険性をはらみます。

クラブの大切さを一般消費者に説き 商売するクラフトマン、専門家が 「たかが0.数度の違いですよ」 と言ってのける大胆さは最も始末が悪い。
この一言に言葉を返すことが出来る腕の持ち主はどれ位の人数なのでしょうか?
 “腕が悪い” と思って リシャフトを依頼し 
出球、方向性の悪さ“ はクラブには間違いないと思う善意の被害者を 我々プロと称されるクラフトマンが いい加減な機材でクラブやシャフトを測定や考察し 茶を濁して商売する事は今後 断じて許され難いことです。
 経験上、精度の高い本来の測定器を使用し しっかり角度調整されたクラブで プロが打つ球がコンマ数度違うとまったくお話しにならない怖さを 誰もが知っていれば良いのですが 一般消費者には平気で従来から使用するいい加減な機材の正当性や リシャフトやヘッド交換と すり替えた事で商売を薦めるのですから 仕事の精度、結果は知れています。 

根底には この業界にクラフトマンの資質や考えを問うまでも無く、業界にクラブをクラフト、チューンする資格認定制度もなく 子供のプラモデルを作る程度の作業技術があればクラフトマンやクラブフィッターに早代わりする小手先の商売を容認する業界の所為ではないでしょうか? 
これでは本当に先が見えていますし ガイドラインの意味すら消滅します
 しかも このような測定に関した内容で “スペック測定”に関するガイドライン報告を知った会社(店)は、 日本ゴルフ用品協会会員の全315社(店)しかなく 無加入の大多数個人店、多数の物販店、大手であっても末端の社員は知らないままに今日もクラブを仲介し生業としているのです。
したがって今回の資料を開示して この日報ノートの読者が行かれる先の店の方々に案内、啓蒙して頂ければ と全文掲載しました。 

また、この先 考えを一つ踏み込めば ガイドラインで言われる内容の測定器は何処に存在するのでしょうか?
こうだ、ああだ と決めて指針とする事は進歩ですが 「この機材で測定すれば良い」とは なぜ決めないのでしょうか? 
その点で ギャレーヂ製機材の優秀性に目を留めてもらえない理由が何かあるのでしょうか?
私は委員の方に 「コレで!測定する」と決められない機材の選定、推奨を ギャレーヂ製機材の特許が邪魔をしているならば 特許は差し上げますよ」 とまで既に伝えましたが こたえは有りません。

国内の名だたる大手メーカー10社から選出の委員の方々が作って頂いたガイドラインの将来は ゴルフ業界に浸透し現実化するのか、現実化には確かに難しい問題を抱えて果たして理想だけで終えるのか? 
今後は一般消費者やゴルフ業界自体に係わる多くの方々に啓蒙し 今後も注目して行くつもりです。