3月9日(水)

NO,255   ゴルフフェアに不満足な事 期待した事

 


 
今年のゴルフフェアに期待した私なりの結果は満足に得られませんでした
用品協会が 去年9月16日に明文化した “ゴルフクラブの「スペック測定」に関するガイドライン
を知り、クラブスペックの大切さや 測定の重要性を知った ゴルフクラブの販売や製造、フィッティングに係わり 生業とする業界人がアングル測定器を扱うブースに大挙押し寄せ、去年にも増す大勢の人達がブースを埋め尽くすと思っていたのが まったく当てが外れた状況でした。
 ブース内で立ち話ですが スペック測定に興味を持って 測定器自体の精度差や重要さを感じている方々とお話の最後に 用品協会発行のガイドラインのコピーを10部程用意し差しあげました。 
全員が その存在や配布された事を知らず 個人で経営される用品協会加盟の方々、また未加盟の方、お勤め先が協会に加盟されている大手量販店でも 末端で作業される工房担当の方々、また日本人でも海外で活躍中の方々がいらっしゃいました
 立場は違えても ゴルフクラブを介して ビジネスに持ち込む人達です。すべては商売に結びつける人達です。 
しかし前回の日報ノートで懸念したように 協会加盟会社、会員の数は 315社(者)であり その内訳はバッグやシューズ、ウエアやボールを扱う会社まで含んでの数です。
用品協会に未加入でゴルフクラブを扱う個人店はかなりの数で 明文化された “ゴルフクラブの「スペック測定」に関するガイドライン
は まったく知れ渡る事が無く また知ったところで 「スペック測定」に関するガイドラインに従うべき強制力は有りません また加盟する会社(者)もそれに従う強制力も無いのです。
大手のメーカー自体が「スペック測定」に関するガイドラインどおりにクラブの設計や 販売に際して ガイドラインの測定基準を謳うことなく 独自の言い方や基準の曖昧なスペックを表記する傾向が殆どであり 未だスペックの統一化はまったく成されていないのが現実です。

 また反面、嬉しい事実の数々も経験しました。
“プロ用チューンナップ機材の販売” のPO
Pを御覧になり 機材の様々な内容、精度、頑強さの違いを説明し お聞き頂いた方は 次にお聞きになる事がパターン化されているようで
「工房作業のスキルアップをしたい時や しっかり教わる間違いない学校や教習を受ける場所はないですか?」と聞かれる事が数人御出ででした
 
スキルアップの代表は資格取得です  ただ、日本国内には 誰しも認める資格制度や 許認可を出せる協会や 組織は有りません まして大手メーカー各社が 独自のクラブフィッターや 量販店が各社で認定工房技術者など 様々多くの任意の資格をばら撒き 商売しています。 

No251 2013年の追憶 を参照下さい

国や地方が認める公の資格が無く、民間の団体が認める資格すらも中味はアヤフヤで 中には3日や4日、1週間研修を受ければ 受講済証を一枚貰え、“玄人のような” クラブ工房の看板がすぐ出せる学校、機関も存在します 玄人のような素人 が作業するマニアックな人と呼ばれるような存在も居るし、“素人のような玄人” の工房が多く存在している懸念がある状況です。
それら過去の中味のうすい、いい加減で技術力の低い資格研修事例を踏破するべく しっかりしたカリキュラムに基づき 間違いない工房技術者を養成するアカデミーを作る構想があります 
私が思う 誰しもが認める作業技術者やフイッターを養成するアカデミーとして考えた場合、研修を3年間に亘り 当初の
1年間に10回、1回当たり約1週間(5日〜6日)を目処に 実技や座学を1年間10週程度受講し、その一年後ステージを上げる毎に 実作業と座学の試験を受けて基準点以上の得点を得た人が 上のステージに進める 1年目はステージCからスタートし 二年目はステージBに進級し 三年目は最終ステージAでの卒業検定を通れば 晴れてアカデミー卒業となるような 中味のあるスペシャリストを養成するという構想です。
1年目、受講者は皆ステージCでも 
1年後はアカデミーのステージC取得者が既に多く居て 二年後には Bのステージ取得者も多く居る 3年後には ステージAで活躍するクラフトマンや フィッターが居る店を 消費者は選ぶことが出来る業界であるべきではないでしょうか?
クラブクラフト、フィッティング業界の人も ステージを
CからBへ またその上のAに上げることがモチベーションにも繋がり 消費者への看板、訴求にもなる筈です
 消費者は アカデミーの資格を得た何処の工房に行っても 間違いないフィッティングや 実作業を受けられる また、安心できる価格で サービス内容に見合った対価をお支払い頂くシステムが大事であり 所詮そういった内容の安く、早くが無理な仕事は 依然中味の無い過去形の店に任せて じっくりと 長いスパンで この業界を盛り上げていく事が大事だと思う時期になってきたかと思う兆しを感じたゴルフフェアでもありました。