3月9日(金)

  NO,001  (グリップの不思議)

 


昨日 女性(奥さんらしき)がグリップの交換を依頼に来られました。
 客    「グリップ交換をお願いします。」
店主    「どれに致しましょう?」
 客    「こんなにあるとわからない・・・」
店主    「種類も太さもテ−パ−も・・・」
 客    「交換してきてって聞いただけで・・・」

どうもご主人のクラブを預かってこられた様子です。杓子定規のようですが、こちらもグリップ交換にかけてはプロ なんでもいいから着けるという訳にもいきません。
そうなんです。皆さんがクラブと手を直に接触させるグリップ、このグリップについて今日は考えてみようとおもいます。
<今お使いのグリップはなんで今のが着いているんでしょう?>
クラブを買った時からそのまんまじゃないですか?おかしな事に物販店に置いてるクラブには当然の様にグリップがくっ着いています。でも誰が買うかも知れないクラブなのに着いてしまっているグリップの太さは誰の手のサイズにあわせてあるんでしょう?メ−カ−は店頭で売れる機会の多いやや細めのグリップに仕上げて工場から出荷します。消費者(プレ−ヤ−)の手にあったグリップのサイズでなくて売れる機会の多さが大切なんでしょう。ところがプレ−ヤ−は最初に付いてしまっているんでこんな物かとそのままで細い為,又太い為手の中でしっくりこずに球がちらばる一因にもなっているんです。
グリップには太さ、テ−パ−(すぼみ具合)、リブ(背骨)のあり、なし、リブが強く出る、あまり出ない、糸の入ってる、なし、内部口径、重さ、長さやグリップ自体の硬さ,軟さがあってどんなシャフトにでも下巻きのテ−プを1回巻いては単に挿せば良いと言うものではありません。見た目や模様だけが良い悪いでなく用途によってテ−パ−をつけたりシャフトの径によっては下巻きを3回5回巻いたり、リブを強調したり(ル−ルに抵触せずに)、サンプルどうりに違うシャフトにも指定のグリップを同じ太さに仕上げる要望に応えるなども必要なのです。プレ−ヤ−の要望すなわち手の大きさ厚み、,指の長さ、太さにあわせ、それに好みを聞いて手を見ただけでそのシャフトにそのグリップを下巻きテ−プを何回巻いてどのようにさせばいいかをプロならば見抜かなければなりません。DIYならしょうがなくても 内径があってなくてグリップが浮いて遊んでいたり、トップエンドまで挿入できていないでバランスが随分増えていたりとか、「これプロの仕事?」と疑うような事が過去には色々ありました。
一度試しにご自分のクラブのトップエンドをシャフト軸に直角に押して試して下さい。太さもテ−パ−もいろんなクラブを持って参考に試してください。決してグリップ交換は他に預けずご自分で手とクラブをいっしょにチュ−ンナップショップへどうぞ。