4月15日(日)

 NO,007 (大繁盛の試打会・・・だった・・・その4

 


具体的に説明しましょう。 まずヘッドについてですが 最近は鍛造製法が高級品に多く用いられ反発がよいとされる部材をフェースに用いる事がトレンドです。ボディーはパーツを溶接して作り 特に薄いフェースをボディーに付ける時、フェースが何個目も全て同じ向きに作りあげるのは不可能です。それにシャフトの入るパイプ状の部品も溶接するのですから10個あれば10種類のロフトやライやフェースアングルetc・・・があり厳密に言えば数百種のヘッドが存在する事となります。単にフェースアングルだけが前述の方のように試打ではスクウェアーかオープン(スライス)ぎみのクラブで良かったのに 買ったクローズドフェース(フック)ぎみのクラブを打つと左方向に飛んでもそれは当然でしょう。 しかしそういうスペックの微妙、また結構大きなな違いはカタログ上では「公差」としか示されず 店頭で2本以上を比べてみないと発見できない事でもあります。また本来の「ロフト・ライアングル測定器」で計測すれば具体的な数値の違いは把握できますが、メーカーの工場機能ではそれもままならず “多少の公差”では出荷してしまうために生じる結果だと思われます。 せめて高額なチタン素材のウッド(鍛造,鋳造にかかわらず)だけでもヘッドの出来あがっている状態、仕様書を添付するべきではないかと言いたくなります。 ある程度の大まかな内容の仕様書でも値段からすればそれくらいの事は当然だと考えます。 そうすれば待ちに待った1本が基本的に全く違う方向に飛び出すこともないと思うのですが・・・。  そういえば昔は“ヤスリをひとコスリしてフェースを逃がすの被せるの”とやっていた頃もあったのです。 手を加えられない金属製の今はヘッドを如何にたくさん見比べられるかがポイントのようです。でも「ようやく1本入荷しました!」と聞いて買わないで終える方は余程の目利きでしかも意志の強い方だと見受けます。