7月23日(月)

  NO,021 (申し訳けの無い 酷いお話しそのA

 


暫く経って あのお客さんが来場されました。申し訳け無く思いながらも 顛末は如何でしたか?と尋ねると 「当然百貨店に行ってどう言う事なの?」と例の店員に直談判しようとはされたものの 売場でよくよく聞かれたところ 例の店員さん、常勤ではなく繁忙季だけの売場応援(早い話しが自社製品を売りに来ているだけ)卸問屋から派遣された立場の店員で デパート側の正社員では無いので しばらく不在との事。
なるほどだからクラブの事はよく知っていた筈。しかも春の移動時期で今度の正社員売場担当も 百貨店人事は数年で違う部署
,売場に替わっていく為「ライ角度」の言葉すら知らない殆ど素人。 どうもこうもお話にならない始末で 百貨店とは古い付き合いがあった別の古参社員が間に入ってなんとか返品、返金で話しは終えたものの 二度とゴルフのクラブは百貨店で買う気は無くなったとボヤいてらっしゃいました。
私も若い頃 卸し問屋勤めをしていた時“ゴルフバーゲン”の時季ともなると週末の土曜、日曜 売場の応援は「売ってなんぼ!の営業マン」を強いられていた時がありました。正直言って接客する相手は素人 適当にナンだカンだと言って自社のバーゲン用に持ち込んだ商材を 如何にたくさん売って帰るか 如何に持ち帰る量を少なくするかが担当者としての実力です。しかしライ角はバラバラ(ある程度見る眼があっての事ですが)グリップは歪んでいる バランスなどは計らないで売りきってしまう事が自分に納得いかず接客した相手にできるだけ相応しいクラブとは思いながらも つい他社製品を薦める事に躊躇いはありました。売上高を考えると上司の顔がちらつきます。が私はその方に相応しいクラブを自分で思うままに買って頂く事を優先させていたのです。お陰でコーヒータイムや昼ご飯は 売ってあげた競合問屋の人からのご馳走で潤っていましたが・・・ そうして足掛け8年間、卸し問屋でゴルフ用品業界のいろいろ商売、勉強をさせて頂き自分なりに考えついた結果は、
売った物に責任を持ちたい、責任の持てる物を売りたい、出来あがった物では責任が持てない、責任を持てる物は他人には任せられない、自分で作れば納得のうえ責任と自信を持ち販売できる!」という結論に至ったのです。