7月28日(土)

 NO,022 (申し訳けの無い 酷いお話しそのB

 


その方は当初「そのクラブセットは人からのプレゼントだ。」と 頑なにおっしゃっていました。「あ、そうですか。」と聞いていて話しは深刻になってきました。
「どうも使っていてその時々ボールが飛んだり飛ばなかったりするし7番より8番の距離が良く出て打ちやすい、しかもグリップの太さが如何にも違っていてバットみたいな太さから随分細いのまで色々、4番より5番の球が低く飛んで 6番は左右に曲がって真っ直ぐ打てない…そうそう7番は球が上がらないなあ…」当方、聞いていて訳が分からなくなってきました。 
「そんなセットがあるんでしたら見せて下さい」と言っても固辞されていた方がようやくすべてを正直におっしゃいました 
「実は…あるお店で“ブラックシャフト付きキャビティーアイアンセット”があまりの値段の安さに魅了されつい衝動買い」をされたそうです。当店で拝見
,測定して
 
@ シャフトの太さが(グリップの直下)が違う
 
A クラブ重量が随分ランダム
 
B 表示はスティッフでも振動数がバラバラ
 
C 動かないステンレス材の為ロフト、ライ角度は調整
      が不可
 
D グリップは国産の2級品・…
とにかくグリップを抜いてからという事になり そこで大発見!
そもそもカーボングラファイトシャフトは元々炭素材ですから真っ黒の色をしている物です。それに化粧でカラーリングする為様々の色を吹いたり ドボ漬けしたりで着色します。
普通はその上にコーティング(透明色)で仕上げます。すなわちグリップを抜いていくと挿入されているシャフトの部分の色は順にコーティングされた色(元々見えている色)
~着色だけされた曇った色(コーティングなし)~真っ黒(素材の色)の3段階なのですが このシャフト4段階が何本も入っています。もとのセットで揃っている青色以外にピンクや赤、黒のメタリックまであります これひょっとしてレディース用やアベレージ用 エキストラスティッフやレギュラー 全部もとの色(硬さ)から青色にだけ塗りなおして適当にくっ付けただけのセット?と判明したのです。
 どこでどうなってこんなセットが作られるかはわかりません。
「資源の有効利用」は廃棄処分まじかのシャフトが悪徳工場には有益になる様です
ふた昔程前なら“ブラックシャフト”=“スティールシャフトの色を黒く塗ったシャフト”でも良かったかもしれませんが・・…どうもすいません